今回ご紹介するのは私の大学時代の友人でシンガーソングライターで画家でもある山野ミナです。
大阪出身で同じ大学で学び短い期間でしたがたまに遊びに行く程度の仲でした。私の記憶が確かならば舞台の世界を志すとか、ミュージカル養成所に行くとか、歌やダンスや芝居をしたいとか全然、全くもって知りませんでした。クラシックバレエをやってるっていうのは聞いて、そう言えば白鳥に似てるなって思った記憶はあります。何か知らん間にジャズシンガーになっていて、ライブやるから私の歌を聴きに来いって感じで誘われたような気がします。
学生時代から、今も!ですがとても綺麗な女性で、芸大なのに絵を描いているのは全く見たことはありませんでしたし歌も聴いた事なかったのですが、声がとても良く「ええ声してるな」って言うと「声を褒められると嬉しい」って言ってたような記憶があるような無いようなです。
そんな山野ミナも10年と少しコツコツと頑張って遂にメジャーデビューまで漕ぎつけましたので、特に本人に知らせることもなく勝手にご紹介してやります笑笑
山野ミナのプロフィール

- アーティスト名:山野ミナ
- 本名:ナイショ
- 性別:女
- 生年月日:ナイショ年9月13日
- 年齢:永遠の22歳
- 出身地:大阪府(現在は東京在住)
- 血液型:B型
- あだ名:みなりん
- ピンク推奨委員会
- 酒より食を好む
- ジャズ界のクレオパトラ
ジャズのレコードや絵画や彫刻品などのコレクターである父や画家の叔父を持ち、自然と幼少の頃からジャズやアートに触れてきた。思い付きで大阪芸術大学美術学科を受験したら合格。
大学4年間では美術を学び油絵を描いていたが、在学中にミュージカル『キャッツ』の舞台を観て衝撃を受け、子供の頃から歌うのが好きだったのもあり華やかな舞台の世界を目指す。
二年間ミュージカルの養成所で歌やダンス、芝居を習い数々の舞台経験を経て、劇団のオーディションなども受けるが最終選考まで行くもののいつも悔しい思いをする。そんな時に試しに一度参加させてもらったジャズのコーラスが楽しかったのでジャズのヴォーカルをやるようになる。
2010年より関西のジャズハウス中心にジャズ・ボサノヴァなど歌い、ライブ活動を開始。拠点を東京に移しボサノヴァ歌手である従兄弟のヒガシノリュウイチロウ氏の影響でブラジル音楽に興味を持ち、サンバやMPB、ボサノヴァなどブラジル音楽を本格的に歌い始める。
2017年より画家としての活動も再開し、個展なども開催する。
2021年日本コロンビアよりメジャーデビュー。
ジャズとボサノバとは
ジャズやボサノバは、カフェなどでよくBGMに使われています。お洒落な雰囲気を作ってくれるだけでなくリラックス効果もあります。つい混同されがちなジャンルですが、ジャズとボサノバには国とリズムとメインに明確な違いがあります。
ジャス
ジャズは1900年頃にアメリカで生まれた音楽ジャンルです。葬式の伴奏や歓楽街のBGMとして始まったと言われていて誰が作ったのか分からない自然発生的な音楽ジャンルといえます。1930年以降にはダンス音楽として広がったのでヴォーカルもありますが、ほとんどが楽器を使う曲が主体です。そしてその多くが4ビートです。
ボサノバ
ボサノバは1950年後半頃にブラジルで生まれた音楽ジャンルの一つで、元々は2ビートのサンバから生まれたのがボサノバ。サンバは踊りの音楽ですのでリズムを強調していますが、ボサノバは、そこから派生したのにむしろリズムを強調しない静かな8ビートです。基本のリズムはギターで刻み、ヴォーカルが主体でドラムやパーカッションは必ずしも必要とはしません。
山野ミナおすすめ曲
個人的にヴォーカルメインの曲が好きなので日本語の歌詞の歌をチョイス。ヴォーカルメインと言っておきつつも楽曲も良くないと満足しないんですけどね笑笑。
『Still in my heart』
2018年9月27日発売のアルバム【My Treasure】の収録曲
スローテンポで楽曲も山野ミナの歌声も、とてもキレイで、しんみりと聴かせてくれます。せつない曲ですが私は曲の最後に希望が見えた気がしました。
『ダメな男』
2021年8月25日発売のメジャーデビューアルバム【L’ATELIER アトリエ】のリード曲
静かな楽曲に色気ある歌声で湿っぽい大人の雰囲気から、サビに向かってだんだんと中島みゆき風の力強い曲調に変わっていきます。なんとも清々しくカッコイイねちっこい歌だ笑笑。
『青空と狂気』
【L’ATELIER アトリエ】の収録曲
めちゃめちゃ好みな曲。レトロで幻想的な世界観にミステリアスな歌詞。個人的には、もっと狂気に満ちた歌い方をしてくれてもいいんだけど、それはそれで山野ミナの世界観から外れてしまうかな。
『Sophia』
【L’ATELIER アトリエ】の収録曲
可愛らしい楽曲に強く優しい歌声で心地いい童話の世界に浸れる曲。心地いいワクワク感であくまでも大人のための童話の世界観。
『MOTHER ~大地なる母~』
【L’ATELIER アトリエ】の収録曲
落ち着いたスローテンポな曲ですが力強さも感じれるバラード曲。ピアノの音に、これまたよく合う山野ミナの美しい歌声が聴けます。
画家としての山野ミナ
大阪人として気になるのはお値段…
いくらするんやろ…
この前こっそり聞けばよかった…
まとめ


インタビューを読んで知ったのですが、二か月だけ絵の勉強をしただけで大阪芸術大学美術学科を合格できるか普通?同じ大阪芸術大学を受験したので分かります山野ミナ天才か!
そしてこれまたインタビューを読んで知りましたが山野ミナは内気で恥ずかしがり屋であがり症、弱いのに強がり。確かに褒められると、はにかんだ様子や照れながら可愛い笑顔を見せてはいましたが、私は昔から山野ミナのことを男っぽい淡白な我が道をゆくB型らしいクールビューティーだと思っていたので、今まで内面を隠して強がってみせていたのならとても可愛くて魅力的だと思います。声や見た目とは真逆のこれがギャップ萌えってやつですね笑笑
歌に画家に大阪のノリ、山野ミナは本当に魅力的な女性だと思います。本人は死ぬまで歌うと言ってたので、こちらも死ぬまで応援してやろう。
特徴的な美しくも強い歌声もいいんですが作詞作曲の方も結構センスのある素晴らしいものを作ってると思います。皆さんも一度、異色のシンガーソングライター山野ミナの歌を是非とも聴いてみてください。