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【タイムループ】時を戻そう!繰り返しで物語が繋がっていく映画7選

  • 3月 15, 2021
  • 8月 22, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する映画は【12モンキーズ】【デジャヴ】【ミッション:8ミニッツ】【プリデスティネーション】【オール・ユー・ニード・イズ・キル】【ハッピー・デス・デイ】【ハッピー・デス・デイ 2U】の7作品をネタバレしない程度に紹介します

『タイムループもの、タイムリープもの、タイムトラベルもの、タイムスリップもの』映画の中から、設定が面白く脚本がしっかり練られていて分かりやすい作品を選んでおります。

【12モンキーズ】(1995)

評価3.7 おすすめ度82

監督:テリー・ギリアム 脚本:デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ、ジャネット・ピープルズ

出演者:ブルース・ウィリス、マデリーン・ストー、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、ジョン・セダ、H・マイケル・ウォールズ、ボブ・アドリアン、サイモン・ジョーンズ、ジョセフ・メリト、デヴィッド・モース、キャロル・フローレンス、フランク・ゴーシン、リサ・ゲイ・ハミルトン、ブルース・カークパトリック、マット・ロス、クリストファー・メローニ、ケヴィン・シグペン、ジョセフ・マッケナ、フレデリック・ストローザー

ストーリー

1996年に発生した謎のウイルスにより全人類の約99%が死滅した未来。地下に住んでいた人間たちは原因を探るため、“12モンキーズ”という謎の言葉を手掛かりに1人の囚人を過去へ送り出す。しかし、彼が送られたのは事件が起きる6年前の世界だった。

解説

パンデミック×タイムトラベルのSF映画。二転三転もするストーリーに終始惹き込まれます。あちこちに張り巡らされた伏線、全てを知った上で繰り返し観たくなる作品です。

常に険しい表情をしたブルース・ウィリスも良かったですが、ちょっとイカれた雰囲気のブラッド・ピッドの演技が素晴らしく、彼の新境地を見られた気分です。やっぱりこの人は単なる二枚目イケメン俳優じゃなくて、本気出せばすごい演技派なんだと思いました。

誰の発言が正しいのか、目の前の出来事は夢か現実か。終始ブルース・ウィリスの主観だけでしか語られないので、終盤ギリギリまでウィリスがタイムトラベルをしているのか、単なる頭おかしいヤツの妄想なのかがハッキリしない。最後の最後まで油断ならない展開で、終始夢中になれる作品でした。

【デジャヴ】(2006)

評価3.6 おすすめ度84

監督:トニー・スコット 脚本:テリー・ロッシオ、ビル・マーシリイ

出演者:デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ヴァル・キルマー、ジム・カヴィーゼル、アダム・ゴールドバーグ、エルデン・ヘンソン、エリカ・アレクサンダー、ブルース・グリーンウッド、エル・ファニング、マット・クレイヴン、ションドレラ・エイヴリー、ドナ・W・スコット

ストーリー

フェリー爆破事件の捜査を進める捜査官ダグは、手がかりを握る女性の遺体を見た瞬間、強烈な“デジャヴ”に襲われる。彼は“すでに殺されている女性”を救い出し、事件を防ぐことができるのか?

解説

冒頭シーンの不穏さで、物語に一気に引き込まれるます。余計なことを考える隙を与えないから、あっという間に2時間が終わります。

分かりにくい設定を完結にわかりやすく説明してくれて、後半からの伏線が見事に回収されていって、物語が繋がっていく快感がすごくたまりません。我々もデジャヴを味わえ、そしてエンディングも文句なし。トニースコット監督の職人芸だと思います。

ネタバレになるので多くは語りません。ぜひ観てください。

【ミッション:8ミニッツ】(2011)

評価3.7 おすすめ度85

監督:ダンカン・ジョーンズ 脚本:ベン・リプリー

出演者:ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト、マイケル・アーデン、キャス・アンヴァー、ラッセル・ピーターズ、Brent Skagford、クレイグ・トーマス、ゴードン・マステン、スーザン・ベイン

ストーリー

乗客全員が死亡した列車爆破事件。その犯人を捕らえるべく、政府の極秘任務として爆破前の被害者の“意識”に送り込まれたスティーヴンス大尉。彼は‹死の8分前›を何度も体験するうち、乗客のクリスティーナを救いたいと考えはじめるが…。

解説

列車爆破事件の犯人を突き止めるため “ 8分間 ” の記憶を何度も繰り返す新感覚タイムループサスペンス。

主人公が置かれている立場も状況も何も分からない状態で、何度も時間をループすることで謎が明らかになりながら、展開が広がっていくストーリーが楽しくスリリングで面白いです。脚本と設定が凝っていますが内容は分かりやすく、テンポもいいのでサクッと観れる面白い作品です。

ジェイク・ギレンホールの荒っぽい演技が良かったしラストの緊迫感と人間ドラマの温かさが素敵だと思います。

【プリデスティネーション】(2014)

評価3.7 おすすめ度86

  上映時間:97分

監督:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ 脚本:マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ

出演者:サラ・スヌーク、イーサン・ホーク、ノア・テイラー、フレイヤ・スタッフォード

ストーリー

連続爆弾魔の脅威にさらされている1970年のニューヨーク。青年ジョンは訪れた場末のバーのバーテンダーに自らの身の上を打ち明けていた。するとバーテンダーも自らが時空警察であることを告白し、元恋人への復讐を望むジョンの手助けをすると言い出す。

解説

鶏が先か卵が先かってお話。

いわゆるタイムトラベル物ですが、これまでのタイムトラベルをテーマにした作品とはまた違った角度から描いていて、最初から最後までどういう展開になっていくのか想像しながら観ていくのが非常に楽しいです。

本編開始から1時間程度は青年のこれまで歩んできた身の上話を軸に物語が進んでいきますが、中盤からは一気にSF色が強まり、過去と未来の様々な要素が絡み合ってやがて1つになっていきます。バラバラだったピースがクライマックスで1つになるのは華麗で見事でした。

作品自体は設定も面白く、テンポが良いので途中で飽きることなく観ることが出来る良作だと思います。

【オール・ユー・ニード・イズ・キル】(2014)

評価3.7 おすすめ度88

監督:ダグ・リーマン 脚本:ダンテ・バスコ、クリストファー・マッカリー、ジョビー・ハロルド 原作:桜坂洋

出演者:トム・クルーズ、エミリー・ブラント、ブレンダン・グリーソン、ビル・パクストン、ジョナス・アームストロング、トニー・ウェイ、キック・ガリー、フランツ・ドラメー、ドラゴミール・ムルジッチ、シャーロット・ライリー、クララ・ハルボーゼン、マリアンヌ・ジャン=バプティスト

ストーリー

ギタイと呼ばれる謎の侵略者と人類が戦う近未来。戦闘中に命を落とすケイジ少佐だが、気づくと出撃前に戻っていた。自分がタイムワープ現象に陥っていると悟った彼は、戦闘と戦死を幾度となく繰り返していくなかでギタイへの攻撃方法や弱点を見出していく。

解説

タイムループ×アクションのSF映画。原作は日本のライトノベル。

これまでありふれていたタイムリープをベースに物語が進んでいくのにも関わらず話の展開が面白すぎる作品。そもそもの真相をひた隠しにされているため、気になるところから話に没入して最後まで展開が読めず、飽きることなく観れます。そして、最後のシーンに繋がった時、終わらせ方といいストーリー展開といい鳥肌が立つほどです。

CGがほとんどとはいえアクション映画としても迫力満点で、未来SFの設定ながら、前半の戦場の臨場感や空間浮遊感など本当にリアルな映像で引き込まれます。

エイリアンに加えてタイムリープとありふれているのにそれでも新鮮味を感じれた作品です。

【ハッピー・デス・デイ】(2017)

評価3.8 おすすめ度87

  上映時間:96分

監督:クリストファー・ランドン 脚本:クリストファー・ランドン、スコット・ロブデル

出演者:ジェシカ・ローテ、イスラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、レイチェル・マシューズ、チャールズ・エイトキン、ジェイソン・ベール、Phi Vu、ドナ・デュプランティエ

ストーリー

高飛車でパリピな女子大学生・ツリーは、今日もパーティで男を物色。見知らぬ男・カーターのベッドで目覚めたツリーは、どこか既視感にとらわれていた。その日も男を漁っていると謎の殺人鬼に殺され、またカーターのベッドで目覚めるのだった。

解説

いやーそう来るかって感じでめちゃくちゃ新感覚で面白い展開で、ホラーよりもサスペンスよりで最後まで飽きずに観れます。

殺人鬼も最初から頑張れば勝てそうな感じで、全くの化け物ではないことがわかるからこそ、周りの誰が犯人なのか迷わせられる。

アイデア一発勝負ではありますが、物語展開と演出術が見事で作品の設定もしっかりしています。きっちり伏線回収も出来ていますので素直に楽しめる映画だと思います。

ホラーと同じくらいコメディも入っていて、人生を前向きに生きようと思わせてくれる、笑えるし感動できるしハラハラもする新しいカテゴリーのホラーコメディ作品となっています。

【ハッピー・デス・デイ 2U】(2019)

評価3.8 おすすめ度86

  上映時間:100分  

監督:クリストファー・ランドン 脚本:クリストファー・ランドン

出演者:ジェシカ・ローテ、イスラエル・ブルサード、ルビー・モディーン、スラージ・シャルマ、レイチェル・マシューズ、チャールズ・エイトキン

【ハッピー・デス・デイ】の続編

ストーリー

自分が殺されまくる誕生日の繰り返しからようやく抜け出したツリー。だが、今度は恋人・カーターのルームメイト、ライアンがタイムループにはまり、謎の殺人鬼に狙われてしまう。ツリーはライアンを助けるため、殺人鬼の正体を暴こうとするが…。

解説

今回の作品は前作引き続きホラーコメディですが、かなりコメディが強めで、かつSF要素を盛り込んでいます。

前作の登場人物がほぼそのまま続投しますが、皆新たな一面をどんどん披露するので続編としての面白さがたっぷりあります。前作もですが、主人公だけが知っている事実を周りの人間が信じてくれないので必死に説得する、というホラーにもループにもありがちな展開を大胆にも省いているので非常にストレスフリーで見やすいです。

笑えるだけではなく、辛い決断を迫られるシーンや、うっかりほろりとしてしまうところもあり、前回と比べると犯人探しやハラハラ感は少なめですが、それを補ってあまりあるほどの見所はあると思います。1作目を見た方にはぜひ今作も観て欲しいです。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【12モンキーズ】3.782
【デジャヴ】3.684
【ミッション:8ミニッツ】3.785
【プリデスティネーション】3.786
【オール・ユー・ニード・イズ・キル】3.788
【ハッピー・デス・デイ】3.887
【ハッピー・デス・デイ 2U】3.886

全作ハズレなし面白いですよ。

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