みなさんシェルティをご存じですか?
名犬コリーが流行った時にコリー犬と一緒に少しシェルティも流行ったらしいですが、まだまだ知らない人も多いと思います。
飼い主さんに「シェルティですか?」って言うと、好感度が上がるくらいの知名度です。うちの犬もよくコリーと言われます(笑)
色んな犬種を揃えたペットショップでも、まれに見る程度なので興味ある方は直接ブリーダーさんのもとを訪れるのが良いと思います。
シェルティの特徴
- 中型犬サイズであり体重は10キロ前後
- 牧羊犬なので抜群の敏捷性とスピード
- 忍耐力を兼ね備え警戒心が強く、比較的よく吠える
- 体つきは筋肉質
- 被毛は粗くて長い上毛と柔らかくて密生した下毛のダブルコート
- メスに比べてオスの方が毛が多い。
- 毛色は、黒、ブルーマール、セーブルに白およびタンが配色される
- 性格は、非常に快活で、感受性が強く、人とたわむれることを好む
- 大変賢く、従順で訓練性に優れており、責任感も強い
- 基本的にご主人様命なので他人にそっぽ向く子も多い
シェルティの子犬。

うちのシェルティは小さめです。


一目見てわかると思いますが寒い国の犬種なので暑さには弱いです。
夏の温度調整や水分には気を付けてあげてください。
毛のお手入れ
シェットランドシープドッグの綺麗な被毛を美しく保つには、毎日のブラッシングが必要です。
特にシェットランドシープドッグは長毛なうえ、ダブルコートの犬種なので、抜け毛が多く毛玉になりやすいです。
毎日のブラッシングが難しい場合は、2~3日に一度は行うようにしましょう。
また、シェットランドシープドッグは長毛種ですが、トリミングは必要ありません。
ただし、散歩や排泄でお腹や足、お尻の被毛が汚れるのを避けるための部分的なトリミングはおすすめです。
そのほかの被毛のお手入れとして、シャンプーも定期的に行います。
シャンプーはトリマーに依頼するほか、自宅で行うこともできます。
ほんとに本体以上の毛が抜けますので(笑)抜け毛が気になる方は
スリッカーブラシでのブラッシングをおすすめします。
毛が多いので乾かすのが結構大変です。
きちんとお手入れをしていないと皮膚炎の原因にもなってしまいます。
うちの犬もたまに皮膚炎になってしまうので、獣医に勧められたシャンプーをたまに使っています。
運動量と散歩
もともと牧羊犬だっただけに、運動量が多く必要な犬種ですが、基本的にシェルティの散歩は運動というよりも気分転換だと思ってください。不足すると欲求不満になり無駄吠えなどの問題が起こることがあります。
また、身体能力が高くトレーニングも好みますのでアジリティなどのドッグスポーツも取り入れると、より喜んでくれるでしょう。
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しつけの仕方
シェルティには牧羊犬としての性質があるため、飼い主がリーダーとなって一貫性のあるしつけをしなければなりません。
しっかりと信頼関係を築いていければ、教えたことをよく覚えてくれるでしょう。
繊細な性格をしているので、叱るのではなく、褒めてしつけることが大切です。
よく吠える性質や噛み癖がありますが、しつけで抑えることも出来ますし、他の犬や人にも触れさせて社会化を行うことも大事です。
まとめ
抜け毛に苦労しますが、美しい被毛と高い運動能力を併せ持つシェルティは、飼い主に忠実で家庭犬に向いている犬種です。お手入れやしつけなど、シェルティに適した方法を理解して共に生活していきましょう。
シェルティは子犬の時から成犬になるまで医療用テープで固定して半立ち耳にするのが主流となっていますが、そこは飼い主さんのお好みで。
うちも半年くらいはしていましたが耳の内側が荒れて可哀そうだし結構手間もかかりました。
何もしなければ立ち耳になる可能性が高いです。
もふもふで美しくもかわいい飼い主に忠実なシェルティを気になった方はぜひ飼ってみてください。

