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【オオアシカラカネトカゲ】地味だけど可愛いトカゲの特徴や飼育方法

  • 8月 18, 2021
  • 7月 15, 2022
  • ペット
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初心者にも飼いやすいトカゲを紹介します。

その名も、オオアシカラカネトカゲ(シロテンカラカネトカゲ)。人気のヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)やフトアゴヒゲトカゲの用に、どこのペットショップにも置いているわけではありませんが、それなりに流通しており値段もお手頃で飼いやすくとても可愛いやつです。

私も爬虫類は特に好きでも嫌いでも無かったのですが、飼ってみると意外と手がかからず、かわいくて癒しを与えてくれる存在となりました。 ただ爬虫類は人に懐くのでは無く、人に慣れるだけなので必要以上のコミュニケーションはストレスになるので10分くらいにしておいてください。一週間くらいならほっといても大丈夫なくらい手がかからないので、忙しい人にもおすすめ出来るのが爬虫類の魅力だと思います。

オオアシカラカネトカゲの特徴

  • 雑食性
  • 昼行性
  • おっとりしていて温和な性格
  • 多頭飼い出来る
  • 人なれしやすい
  • 砂に潜るのが好き
  • 小型の乾燥系スキンク(トカゲ)
  • 南ヨーロッパから北アフリカ、アラビア、パキスタンにかけて生息
  • 円筒形で長い胴体が特徴
  • よく見ると細かな模様が綺麗
  • 結構ジャンプして脱走を図る
  • 丈夫
  • 全長15~30㎝ほど
  • 寿命5年から10年

オオアシカラカネトカゲの性別の見分け方は?

スキンクに関わらず爬虫類の性別はとても見分けにくいです。哺乳類と違い、生殖の瞬間まで性器を体内に完全に収納しているからです。ですから体をひっくり返して見ても全然性別を見分けることが出来ません。

体の模様のラインがハッキリしているのがオスによく見られるパターンで、パターンレスな模様なのがメスによく見られます。

プロでもスキンクの性別を見分けるのは難しいと思います。

オオアシカラカネトカゲの飼い方

爬虫類初心者でも比較的飼育が容易で雑食性のためエサも生き餌が必ずしも必要ではないので(コオロギを見ると目の色を変えて追いかけ回すので与えてあげたくなりますが)虫が苦手な人でも飼いやすいです。

飼育環境

  1. ケージ(40㎝くらい)
  2. 床材
  3. 紫外線ライト(昼夜のメリハリがメイン)
  4. 水入れ
  5. パネルヒーター

余裕があるのならこのサイズにして冬はケージの下にパネルヒーターを設置してケージの半分くらいを温められるようにして、トカゲたちが自分たちで温度調整できるようにしてあげてください。

(※Amazonさんサイズ表記が間違っているので4535は幅455×奥行305×高さ350mmです)

大きい個体じゃなければ全然このサイズでも大丈夫だと思います。

底面にスペースがあるのでパネルヒーターを設置できます。

(パネルヒーターのサイズはケージの三分の一くらいあれば十分だと思います)

潜るのが好きで体温調整や寝床にもなるので床材は潜れるくらいたっぷり入れてあげてください。砂でもいいのですがエサについたり扱いが大変そうなので私は木片にしています。

爬虫類は自分で体温調節をすることができません。そのため、野生では日光を浴びることで体温を上げ、同時に体内時計をリセットして生理機能の調整や、ビタミンD3などの生成を行っています。

オオアシカラカネトカゲは、ほとんど砂の中に潜っているので、そこまで紫外線ライトは必須では無いと思いますが昼夜の感覚を与える意味でも設置した方がいいと思います。紫外線ライトは、カルシウムの摂取に必要なビタミンD3を体内に作り出すUVBの強さが強い10.0のものにしています。ワット数は13Wでいいと思います。紫外線ライトは光っていても紫外線の量が減ってくるので、一年くらいが交換の目安になっています。

乾燥地帯に生息するトカゲは、日中25~30℃くらいに保温して、ホットスポットは35℃前後にする。 夜間は日中より10℃程度下げてもよい。オオアシカラカネトカゲはエアコンなどの傍に置いておかない限りはそんなに温度を気にする事もないと思います。湿度もたまに水入れに水を入れておいてあげる程度で大丈夫です。

エサ

オオアシカラカネトカゲは雑食性のため、ジャイアントミルワームやコオロギ、ローチなどの昆虫からピンクマウス、果物、野菜、ふやかした配合飼料、ゼリーなど何でも食べます。生き餌なしでも飼えるところがうれしいトカゲです。乾燥系飼育ですので水入れは常設するのが一般的で、出来れば毎日補充・交換しましょう。人工飼料等を水でふやかしたものをメインで与えている場合は、その水分だけでも大丈夫です。バランスのとれた人工飼料をメインに給餌し、生き餌はサブという考えで良いと思います。

まとめ

オオアシカラカネトカゲは蛇に申し訳程度に足が生えた短足胴長のとても可愛いやつです。顔も可愛くて愛らしい目をしていて、ツルツルスベスベツヤツヤで白いスポットが細かく入った柄がとても綺麗です。強健種で人工飼料もよく食べてくれ、個体の値段も五千円から一万円以内と安く、設備投資も割と安く済むのでとても飼いやすいすく、手のかからない可愛いペットをお探しの方にとてもおすすめです。

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