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【おすすめ映画93】ヒューマンドラマも楽しめるミュージカル洋画5選

  • 6月 21, 2022
  • 11月 7, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【ウエスト・サイド・ストーリー】【ANNIE/アニー】【ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール】【ムーラン・ルージュ】【ディア・エヴァン・ハンセン】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

ミュージカル映画は苦手な人は苦手かもしれませんが、歌とダンスだけじゃなくヒューマンドラマも楽しめる作品たちなので一度、試しに観てもらいたいです。

【ウエスト・サイド・ストーリー】(2021)

評価3.8 おすすめ度84

  上映時間:157分

監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:トニー・クシュナー 原作:アーサー・ローレンツ

出演者:アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、デビィット・アルヴァレス、ジョシュ・アンドレ・リベラ、コリー・ストール、リタ・モレノ、マイク・フェスト

ストーリー

多くの移民たちが暮らすN.Y.のウエスト・サイドでは、貧困や差別に不満を募らせた若者たちが同胞とチームを組み、対立していた。プエルトリコ系移民たちのリーダーの妹・マリアは、敵対するヨーロッパ系移民の元リーダー・トニーと出会い、惹かれあうが…。

解説

ヨーロッパ移民のジェッツとプエルトリコ移民のシャークスの対立が引き起こす悲劇を描くミュージカル。

不朽の名作ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』をスティーヴン・スピルバーグにより再映画化。原作が白人vs黒人だったのに対し今回は白人アメリカ人vsプエルトリコ系移民という若干違う構成、若干のジェンダーについてのトピック、台詞の増加によるより今日の鑑賞者の需要にマッチした展開など目新しい点がいくつかあります。かと言って原作と大幅に離れるわけではなく、残してほしい雰囲気、振り付け、曲、名前などはそっくりそのままで、さすがスピルバーグ、塩梅わかってるなあと唸らずにはいられません。クラシカルな内容にも関わらず、色彩や美術、最新のカメラワークなどの力によって新鮮味を持ち合わせつつも、61年版のオリジナル版が好きなファンも満足できるリスペクトあふれる作品に仕上がっていると思います。

数々の名曲に鳥肌がたち、力強い歌唱とダンスが束となるコレオグラフィック等、ミュージカル映画としても抜群のクオリティで、あらためてこの映画を観て、貧困や根強い人種差別、LGBTQの問題、そして銃社会への警鐘など、色んな要素が詰まった社会派映画だったんだと気付かされる作品です。

【ANNIE/アニー】(2014)

評価3.8 おすすめ度85

  上映時間:118分

監督:ウィル・グラック 脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ、トーマス・ミーハン

出演者:ジェイミー・フォックス、クヮヴェンジャネ・ウォレス、ローズ・バーン、ボビー・カナヴェイル、アドウェール・アキノエ=アグバエ、デヴィッド・ザヤス、キャメロン・ディアス、ゾー・マーガレット・コレッティ、ニコレット・ピエリーニ、エデン・ダンカン=スミス、アマンダ・トロヤ、ドリアン・ミシック、トレイシー・トムズ、マイク・バービグリア、ステファニー・カーツバ、ピーター・ヴァン・ワグナー、ビルシャナ・シモンズ、マイケル・J・フォックス、リアーナ、シーア、アンドリュー・フレミング、タイ・ジョーンズ

ストーリー

ニューヨーク。選挙キャンペーン中の市長候補・スタックスは、車にはねられそうになった少女・アニーを助ける。4歳の頃に親に置き去りにされ、施設で暮らしているアニーの境遇を選挙戦に利用しようと考えたスタックスは、彼女を引き取ることにするが…。

解説

1977年の初演以来、世界中で愛され続ける大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカルを現代版に映画化。両親が迎えに来てくれる事を待つアニーと、彼女を引き取った携帯電話会社CEOでニューヨーク市長候補であるスタックスとの物語。

ミュージカルの映画化ということで歌うシーンもありますが、言うほどミュージカル映画という感じではなく、主人公が女の子を利用してやろうという下心はありますが、女の子も主人公を利用しようという強かさがあり、どちらにも嫌悪感を抱かない良いバランスとなっています。割とコメディタッチに進行していき2人の成長物語としても無理なく爽やかな良い映画になっていると思います。ストーリーは分かりやすく、聞き馴染みのある歌は楽しく入ってきて、脇を固める女優陣が豪華で大衆的な作品だとしても、メッセージに無理がなく心地良いです。潔癖のスタックが段々とアニーとスキンシップを取っていく過程も自然で、同じ里親の仲間達と僻みあったりしないから平和で、ガイとその周りがはっきりとヒールをやってくれたから考え過ぎずに観られます。

舞台版Annieとの違いを感じられ、現代版に上手くリメイクされていて登場人物の心情変化などに集中でき、ミュージカル調の映画の中でも人間味をすごく表現できている作品だと思います。

【ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール】(2014)

評価3.7 おすすめ度80

  上映時間:111分

監督:ステュアート・マードック 脚本:ステュアート・マードック

出演者:エミリー・ブラウニング、オリー・アレクサンデル、ハンナ・マリー、ピエール・ブーランジェ、コーラ・ビセット、サラ・スワイヤー、マーク・ラドクリフ、スチュアート・マッコニー、アン・スコット・ジョーンズ、ジョージー・ロング

ストーリー

スコットランド・グラスゴー。入院中の少女・イヴはある日、病院を抜け出して向かったライブハウスでアコースティックギターを抱えたジェームズと、その友人・キャシーに出会う。3人は一緒に音楽を作り始め、ジェームズは密かにイヴに思いを寄せるが…

解説

『ベル・アンド・セバスチャン』のフロントマン、ステュアート・マードックが、自身のソロ・アルバムをもとに自ら脚本・監督を担当し、映画化した作品。おしゃれでキュートなノスタルジック青春ミュージカル映画。

イヴを演じたエミリー・ブラウニングの魅力はまさに本作の見所。可愛らしさのあるルックスに、甘さと切なさを持ち合わせた歌声は本当に素晴らしい。そして音楽を楽しむ一方で、精神的にも不安定な面がある難しい役どころでしたが、良い演技でしっかりと見せてくれます。そしてジェームズを演じたのはオリー・アレクサンデル。今も大活躍の音楽アーティスト『イヤーズ&イヤーズ』のボーカルでもある彼。今のちょっと派手な姿からはイメージできない地味な見た目でしたが、歌声の良さはやはり流石です。青春映画ならではの皆で楽しんで過ごす時間もあれば、行く先を巡って揉めたりと色んな過程があります。全体的に重たすぎず軽すぎず、見やすさもしっかり携えた内容になっています。

主に”ベルセバファン”のための映画と認識されがちな本作ですが、キュンとする青春映画としてもシンプルに楽しめ、音楽の良さと瑞々しさのある作風が見事にマッチしているので、軽い気持ちで万人に観てほしい作品です

【ムーラン・ルージュ】(2001)

評価3.8 おすすめ度82

  上映時間:128分

監督:バズ・ラーマン 脚本:バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース

出演者:ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスバーグ、ギャリー・マクドナルド、ジャセック・コーマン、ケリー・ウォーカー、マシュー・ウィテット、キャロライン・オコナー、デヴィッド・ウェナム、カイリー・ミノーグ

ストーリー

作家を目指してパリにやってきたクリスチャンは、ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」のショーの台本を代理で書くことになり、その店の高級娼婦のサティーンと出会う。ふたりは激しい恋に落ちるが、サティーンを独占したい資産家の侯爵に邪魔をされる。

解説

キャバレーで歌い踊る娼婦役のニコール・キッドマンと、貧乏作家のユアン・マクレガーが恋に落ちる話。

ストーリーはかなり既視感があるテイストで、このような男女のもつれを描いた作品はたくさんあるなぁと言う感じが正直しますが、新鮮な演出が多く、それだけでとても楽しめます。この年代の粗さは感じるものの、なかなか見たことのない奇妙な演出がたくさんあり、その奇妙さがストーリーのカオス感を一層引き立てていると思います。色使いも鮮やかで毒々しく、一見美しく見えるけれど、その中にはどんな醜さが潜んでいるか分からないというような世界観をよく表しているような気がします。また何と言っても主演の二人がとても魅力的で、特にニコール・キッドマンがとにかく輝いて見えます。女性性の描き方として納得いかない部分はありつつも、美しく圧倒的なオーラを持っていながらも、垣間見える弱さと闇が唯一無二の魅力となっていたと思います。もちろんミュージカル映画として曲も楽しむことができ、満足度の高い一本だと思います。

ナイトクラブの絢爛豪華さとは対照的に、主役二人が窓から見る景色や屋根の上から歌いながら眺める景色は、夜の遊園地かと思うほどのファンタジーな世界観で、中盤まではひたすら映像に魅了されますが、終盤に向かってラブストーリーは二転三転しつつ、同時に劇中劇も盛り上がり、今観直しても満足度の高い作品だと思います。

【ディア・エヴァン・ハンセン】(2021)

評価3.7 おすすめ度81

  上映時間:131分

監督:スティーヴン・チョボスキー 脚本:スティーブン・レベンソン

出演者:ベン・プラット、エイミー・アダムス、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デヴァー、アマンドラ・ステンバーグ、ニック・ドダニ、ダニー・ピノ、コルトン・ライアン、アイザック・パウエル、エイブリー・ベダーマン

ストーリー

エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日彼は、自分宛てに書いた「親愛なるエヴァン・ハンセンへ」から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、エヴァンはコナーが自ら命を絶ったことを知らされ…。

解説

2017年にトニー賞を獲得したブロードウェイミュージカル作品の映画版。孤独を抱えた高校生の青年のついた嘘が周りの人々、そして世界中に勇気を与えていく姿を描いた作品。

テーマになっているのが、世界中で起きている若者の自殺や孤独というとても重たい内容で、ストーリーもハラハラする要素や人間の嫌な部分が多くて、ドラマとしての見応えがありますが、ミュージカル映画として見ると少し中途半端で違和感があるかもしれません。それでも出演者の歌声は綺麗で基本しっとりとした曲調で、心情と会話をストレートに歌詞にしてる感じなので分かりやすく物語にグッと入り込めます。エヴァンの行動は感心出来ないですが、学校で”透明人間”だったエヴァンがみるみる積極的になっていく様子は、観る人に希望を持たせると思います。物語の展開は想像しやすいので、そのシーンが頭にあり観続けるのが辛いかもしれませんが、ただ、その展開に向けたしっかりとした意味づけがされており、登場人物の心情が伝わり心に刺さります。

登場人物みんなが各々の苦しみ・悲しみと戦っているのが、あまりにもリアルに描かれていて心苦しいですが、メンタルヘルスという重い取っ付き難いテーマを、興味深いストーリー+歌で表現していて、観る価値のある作品だと思います。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【ウエスト・サイド・ストーリー】3.884
【ANNIE/アニー】3.885
【ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール】3.780
【ムーラン・ルージュ】3.882
【ディア・エヴァン・ハンセン】3.781

結構ガッツリとミュージカル作品から割と歌とダンスが少なめの作品、明るめから暗めのストーリーまで幅広く取り揃えておりますね~

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