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【おすすめ映画92】真新しさは無いけどサスペンスのお手本のような洋画5選

  • 6月 12, 2022
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  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【セルラー】【モンタナの目撃者】【フライト・ゲーム】【チェイサー】【共謀家族】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

ベタっちゃーベタなので期待を超えてはこないかもしれませんが、言い換えると、とても観やすい作品たちで楽しめると思います。

【セルラー】(2004)

評価3.6 おすすめ度83

  上映時間:95分

監督:デヴィッド・R・エリス 脚本:クリス・モーガン

出演者:キム・ベイシンガー、クリス・エヴァン、スウィリアム・H・メイシー、ジェイソン・ステイサム、ノア・エメリッヒ、エリック・クリスチャン・オルセン、ジェシカ・ビール、リチャード・バージ、マット・マッコーム、ブレンダン・ケリー、リック・ホフマン、シェリー・シェパード、ヴァレリー・クルス、キャロライン・アーロン

ストーリー

高校の科学教師・ジェシカの平穏な日常は、突然、何の前触れもなく砕け散った。見知らぬ男たちに連れ去られた彼女は、どこかの家の屋根裏に監禁された。粉々にされた電話を何とか復旧させたジェシカは、電話に出たライアンという若者に状況を訴えるが…。

解説

誘拐され監禁された主人公が、たまたま電話が繋がった青年に助けを求める姿を描く。

誘拐された主人公をキム・ベイシンガー、電話相手の青年をクリス・エヴァンス、誘拐したグループのリーダーをジェイソン・ステイサム、警察官をウィリアム・H・メイシー、ノア・エメリッヒと、個性派メンバーが勢揃い。前半はベイシンガー、エヴァンス、ステイサムが、殆ど顔を合わせることのないまま展開し、この三人が主演と言えるもの。物語は終始スピーディーに展開し、三人の距離が徐々に近くなっていく様は、まさに王道サスペンスです。そこに思いのほか見応えのあるカーチェイスや、程よい謎解き要素、コメディリリーフ的な役割のメイシーが絡んでくれば、面白くないわけがありません。2004年の作品ということは、時代的にはスマートフォンが世を席巻する数年前であり、流石にスマホ全盛の現代では成立しない点が散見されるものの、裏を返せば、当時の文化がよく描かれていると供に、お洒落で拘りが感じられるエンドロールが秀逸であり、サスペンスのお手本のような良作です。

ストーリー展開のロジックに無理な所がなくて疾走感があるので気持ちよく、ハラハラ出来るアクションサスペンスを観たい時におすすめな作品です。

【モンタナの目撃者】(2021)

評価3.5 おすすめ度80

  上映時間:100分

監督:テイラー・シェリダン 脚本:マイクル・コリータ、チャールズ・リーヴィット、テイラー・シェリダン

出演者:アンジェリーナ・ジョリー、ニコラス・ホルト、フィン・リトル、エイダン・ギレン、メディナ・センゴア、ジョン・バーンサル、タイラー・ペリー、ジェイク・ウェバー、ジェームズ・ジョーダン

ストーリー

壮絶な事件を目撃したことでトラウマを抱える森林消防隊員のハンナは、父親を殺害され暗殺者に追われる少年・コナーと出会う。コナーはある秘密を知る唯一の生存者だった。ハンナはコナーを守り抜くと誓うが、2人の前に未曾有の山林火災が立ちはだかり…。

解説

アンジー演じるトラウマを抱えた消防隊員が、機密を託され殺し屋に追われる少年と森中を逃避行する話。

迫力のある山火事によるパニックムービーと、冷酷な暗殺者から追われるサスペンスを掛け合わせたような作品となっています。ハンナ & コナーのチームとイーサン & アリソン夫婦チームが時に交差しながらもハラハラさせてくれる面白い展開です。彼女が子供を今度こそ護って再起する…というメインストーリーよりも、大物に無理難題を命じられ必死に暗殺しようとして、行き当たりばったりのめちゃくちゃな活動する、敵の暗殺者兄弟のリアリティある小物犯罪者ぶりが光る作品かもしれません。前半で見事に人間物語に深みを持たせたことにより、後半はバランスの取れたサバイバルとして優れており、エモーショナルな展開を魅せています。トラウマからの解放と強さをエンターテインメント色を追求した90年代映画的演出は今作にしっかりマッチしていると思います。

登場人物も少なく背景説明も分かりやすく、単なる暗殺者からの逃亡劇に留まらず、行手を阻む巨大な炎の恐怖が直に伝わってくるような緊張感が、最後まで途切れることなく楽しる作品です。

【フライト・ゲーム】(2014)

評価3.6 おすすめ度85

  上映時間:107分

監督:ジャウム・コレット=セラ

出演者:リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア、スクート・マクネイリー、ミシェル・ドッカリー、ネイト・パーカー、ジェイソン・バトラー・ハーナー、アンソン・マウント、コリー・ストール、ルピタ・ニョンゴ、オマー・メトワリー、ライナス・ローチ、シェー・ウィガム、コーリー・ホーキンス

ストーリー

英行きの旅客機に乗って機内警備に当たる航空保安官ビルに、見知らぬ者からメールが。それは「1億5千万ドルを払わねば、20分ごとに機内にいる者を殺す」という内容だった。やがて実際に犠牲者が出たうえ、保安局からビル自身が犯人ではないかと疑われる。

解説

リーアム・ニーソン×ジュリアン・ムーア共演のアクションサスペンス。リーアム演じる連邦航空保安官の男が、機内での殺人予告に立ち向かう話。

空港の時点で主要な搭乗客をひと通り見せてから、改めてそいつらが同じ便で乗り合わせて、そのカードの中から誰が犯人でしょう?っていう導入部がシンプルだけど非常に面白いです。ひとりひとりがちょっとずつ怪しいってさせてから「あれ?こいつはいい奴じゃねえか…?」と揺さぶられて混乱させてくるので誰が犯人でもおかしくない?っていう見せ方が絶妙だと思います。ほぼ全編旅客機内でのワンシチュエーションですが、ストーリー展開のテンポ感とスピード感が素晴らしく、中々犯人が分からない変化球飛行機ハイジャック作品ではありますが、最後までハラハラしながら観ることができ、クライマックスの激闘はアイデアもあって楽しいです。

犯人に追い詰められるサスペンス要素と、犯人を突き止めていくミステリー要素、機内の混乱を描くパニック要素がちょうどいいバランスで組み合わさっていて、リーアム・ニーソンのキレのいいアクションも堪能でき、最初から最後まで楽しめる作品です。

【チェイサー】(2008)

評価3.9 おすすめ度87

  上映時間:125分

監督:ナ・ホンジン 脚本:ナ・ホンジン、イ・シンホ

出演者:キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ソ・ヨンヒ、チョン・インギ、パク・ヒョジュ、キム・ユジョン、ク・ヌボン

ストーリー

元刑事のジュンホが経営するデリヘルの女たちが相次いで失踪した。怒り心頭のジュンホが捜索を開始すると、ある共通の電話番号に行き当たる。そして、たった今出掛けて行った女もその電話番号の先だった。怪しい男に遭遇したジュンホはその男を追い…。

解説

実在の”ソウル20人連続殺人事件”をモチーフにしていますが、それを実話どおりを再現したものではありません。半殺しにされた風俗嬢の元締めが、命が尽きてしまう前に彼女を助け出そうと奔走する話。

どの国にもサイコパスはいるようで殺人に異様な執着をもつ犯人を様々な形で描いていますが、この作品では、犯人の内面とか、性癖とか、心理面はさておき、衝動をストレートに表現しています。もう救いようがないと思わされる、そんな犯人と対峙するはずの警察の無力感には愕然としますが、なりふり構わず執拗に追跡する主人公との衝突を見事に描いています。タイトルにある追跡・追いかけっこが始まるくだりにおける編集が巧く、こちらが考えるコンマ数秒早く人物は走り出します。前半で犯人が追い詰められて被害者救出への心理戦になるかと思いきや二転三転する追走劇は、神の不在と公権力の無能を露わにします。

目を覆いたくなるような凄惨なバイオレンスは序盤と終盤にこそありますが、主人公の動向と犯人の行状を警察の遅々とした捜査模様と共に描くことに、最重点を置いた本格派のクライムサスペンスとなっていて、住宅街の狭い路地での全力疾走チェイスやクライマックスにおける1対1の死闘など見せ場の多い作品です。

【共謀家族】(2019)

評価3.7 おすすめ度83

  上映時間:112分

監督:サム・クワー

出演者:シャオ・ヤン、タン・ジュオ、ジョアン・チェン、フィリップ・キョン、オードリー・ホイ、チョン・プイ

ストーリー

妻と2人の娘と共に幸せに暮らす映画マニアのリー・ウェイジエ。ある日、不良高校生・スーチャットに暴行され、脅迫されたリーの長女・ピンピンがスーチャットを殺してしまう。全てを知ったリーは、犯罪映画のトリックを応用し、完全犯罪を計画するが…。

解説

2013年にマラヤーラム語で制作されたインド映画【Drishyam】をヒンディー語でリメイクした【ビジョン】の中国映画リメイク版。犯罪映画のトリックを知り尽くした男が、家族を守るため完全犯罪に挑む姿を描いたサスペンス。

大ヒットインド映画をマレーシア人監督の元、中国資本でタイを舞台にリメイクというなかなか複雑な本作。オリジナルのプロットがよくできているっていうのはありますが、それを細部まで見直して一段高いレベルまで引き上げた秀作で、トリックの元ネタとして引用されているのは、韓国映画【悪魔は誰だ】ですが全体的には【容疑者Xの献身】を彷彿とさせる作品です。中国映画でここまでやるかっていう権力者側の腐敗・犯罪に被害者である一般市民が知恵で対抗するっていうドラマ。父親の映画の知識を駆使したアリバイトリックの秀逸さと駆け引きのスリル。そこから、加害者側被害者側という区別を超えて、どちらもが家族を守りたいという思いに帰結するクライマックス。この三つの要素をハイレベルに融合したサム・クァー監督の手腕は見事だと思います。

韓国映画ばりの劇画的な過剰演出と目まぐるしい展開の中に“家族”という、ちょっとしたヒューマンドラマスパイスも入り、2時間弱、とにかく話が動き続け、一切暇を与えないくらいのノンストップクライムエンターテインメント作品で、サスペンスとしての粗さはありますが、最初から最後まで観客を惹きつけ続ける巧さの際立つエンタメ的脚本と魅せる演出が際立つ作品だと思います。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【セルラー】3.683
【モンタナの目撃者】3.580
【フライト・ゲーム】3.685
【チェイサー】3.987
【共謀家族】3.783

どの作品もサスペンス、ハラハラドキドキする作品だと思います。

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