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【おすすめ映画80】アクションとコメディのバランスが丁度いい洋画5選

  • 3月 28, 2022
  • 1月 13, 2023
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!】【エクストリーム・ジョブ】【ゴーストバスターズ/アフターライフ】【ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード】【ブレット・トレイン】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

モヤモヤした気持ちをスカッと爽快にさせてくれる、頭を使わず思いっきり笑えるアクションコメディ映画はいかがでしょうか?

【ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!】(2007)

評価4.0 おすすめ度85

  上映時間:120分

監督:エドガー・ライト 脚本:エドガー・ライト、サイモン・ペッグ

出演者:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、パディ・コンシダイン、ティモシー・ダルトン、ビル・ナイ、ビリー・ホワイトロー、エドワード・ウッドワード、ビル・ベイリー、デヴィッド・ブラッドリー、ケヴィン・エルドン、レイフ・スポール、カール・ジョンソン、オリヴィア・コールマン、ケネス・クラナム、ピーター・ワイト、アン・リード、ジュリア・ディーキン、パトリシア・フランクリン、ポール・フリーマン、スチュアート・ウィルソン、アダム・バクストン、ロン・クック、マーティン・フリーマン、ルーシー・パンチ、デヴィッド・スレルフォール、スティーヴン・マーチャント、スティーヴ・クーガン、ケイト・ブランシェット、ピーター・ジャクソン

ストーリー

ロンドンのエリート警官、ニコラス・エンジェルは、優秀過ぎるという理由で平和な片田舎・サンドフォードへ強制左遷される。そこで彼はアクション映画好きでどんくさいダニー巡査の相棒になることに。やがて、村で怪死事件が続発するのだが…。

解説

田舎町に左遷させられたエリート警察官が、連続殺人事件の謎に迫る姿を描く。

前半は少しバカバカしいコメディっぽい感じがするし、割とフラストレーションが溜まるようなところもあるのですが、それを後半でこれでもかというほど解消してくれて、最終的にはとてもスッキリした気持ちにさせてくれます。今作は立て続けに殺人事件が起きて、その犯人を探すという王道なミステリー的な側面がある一方で、今作のやや特殊な舞台やキャラクターたちのおかげでコメディ的な要素が効いていて面白いです。また前半にあるちょっとした要素を後半で活かすという手法に非常に優れていて、「そんな細かい部分まで回収してくれるんだ!」という感動さえ覚えます。

次から次へと展開する画面によりテンポも良く、思ったよりサスペンスで思ったよりグロくて思ったよりアクションで、とにかく後半での畳み掛けがものすごいので、ずっと楽しいしアツいし気持ちいいというエンタメ度の高い作品です。

【エクストリーム・ジョブ】(2019)

評価3.9 おすすめ度86

  上映時間:111分

監督:イ・ビョンホン

出演者:リュ・スンリョン、イ・ハニ、チン・ソンギュ、イ・ドンフィ、コンミョン、オ・ジョンセ、キム・ウィソン、ソン・ヨンギュ、ホ・ジュンソク、シン・ハギュン、ヤン・ヒョンミン、キム・ジョンス、イ・ジュンオク

ストーリー

昼夜問わず走り回るが、実績は最低で解体の危機を迎える麻薬捜査班。リーダー・コ班長は国際犯罪組織の情報を掴み、チャン刑事ら4人のメンバーと共に張り込み捜査を開始する。捜査班は組織を監視するため、彼らのアジト前でチキン店を偽装営業し始めるが…。

解説

ポンコツ麻薬捜査班が張り込み捜査の為にチキン屋を開いたら大繁盛しちゃう韓国のアクションコメディ。

コメディだけあって終始笑いながら楽しむことができたし、涙を流すシーンなども本来は悲しいはずなのになぜか笑えてきてしまい、そうした”笑い”の感情に振り切った点が本作の魅力だと感じます。カッコ悪い部分だけでなく、みんな一生懸命でカッコ良いところを魅せてくれる、良くも悪くも期待を裏切らない、”見たい”と思ったものをそのまま浴びることができるいい映画だと思います。潜入捜査ものとしての面白さと料理ものとしての飯テロ感を兼ね備えながらも、80年代の洋画のような楽観さと明るさで味付けされたジャンキーなエンターテイメント。

全体的にコメディ要素は強いですが、ちゃんと古き良き刑事ドラマの路線も踏襲していて、役者のキャラもしっかり立っていて後半はキッチリとアクションで魅せてくれるシーンもあり、肩肘張らずに気楽に観られるエンタメ作品です。

【ゴーストバスターズ/アフターライフ】(2021)

評価3.9 おすすめ度86

  上映時間:124分

監督:ジェイソン・ライトマン 脚本ギル・キナン、ジェイソン・ライトマン

出演者:ポール・ラッド、マッケンナ・グレイス、フィン・ウルフハード、キャリー・クーン、アニー・ポッツ、ビル・マーレイ、シガニー・ウィーバー、ボキーム・ウッドバイン、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、オリヴァー・クーパー、セレステ・オコナー、マーロン・カザディー、Sydney Mae Diaz、Logan Kim

【ゴーストバスターズ2】の続編

ストーリー

田舎町に母と兄の3人で引っ越してきた少女・フィービーは、祖父が残した古びた屋敷で暮らし始める。そこで見たこともないハイテク装備の数々を発見したフィービーは、祖父がかつてN.Y.でゴースト退治をしていたゴーストバスターズの一員だったことを知り…。

解説

リブートを挟んでいますが【ゴーストバスターズ2】から実に33年ぶりの直接の続編。1984年にニューヨークで破壊の神を倒し、世界を救ったゴーストバスターズの一員の孫の話。

前半は、これ本当にゴーストバスターズかってくらいのクールな映像。お馴染みキャデラックを俯瞰で映すところとか、カッコ良すぎてそれだけで心揺さぶられます。後半、徐々におバカっぽさも増えて来て、まごうことなきゴーストバスターズのノリに。懐かしいキャラたちも登場し、映画としては前半の方が面白いのかもしれませんが、ゴーストバスターズ感はやっぱり欲しいというところで、これが正解だろうと思います。作品としての完成度は有名シリーズの中でもダレる事なくきっちりとしていて、各種ガジェットやマシュマロマンなどのマスコット的要素も豊富に登場して、家族3代に渡って観ても楽しめる映画に仕上がっています。

何十年も経ってからの続編で過去作の面白さや世界観を壊さずにそのままに作れている映画で、初代へのリスペクトをこめつつ家族愛と友情の再生を軸に次世代へのバトンを繋げる物語になっていて、初代を観てなくても少年少女のジュブナイル物として楽しめる王道の娯楽作品だと思います。

【ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード】(2020)

評価3.7 おすすめ度83

  上映時間:116分

監督:パトリック・ヒューズ 脚本:トム・オコナー、ブランドン・マーフィー、フィリップ・マーフィー

出演者:ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、サルマ・ハエック、アントニオ・バンデラス、モーガン・フリーマン、フランク・グリロ、トム・ホッパー、リチャード・E・グラント、キャロライン・グッドオール、ゲイリー・オールドマン、ジュリオ・ベルーチ、ブレイク・リットソン、Tsuwayuki Saotome

【ヒットマンズ・ボディガード】の続編

ストーリー

超一流ボディガードのマイケル・ブライスは、かつてコンビを組んだ殺し屋・ダリウスの妻であるソニアに拉致される。マフィアに捕まったダリウスの救出を強いられた彼は、ダリウスの救出に成功するが、ひょんなことからインターポールの捜査に協力する羽目に。

解説

前作はネトフリ限定なのに、続編は劇場公開している変な作品。前作を観ていなくても話の流れで何となく分かると思います。一流ボディーガードと最強の殺し屋という異色バディの奮闘を描くアクションコメディ。

ド派手でバカでかスケール、テンポ良く周りを蹴散らしていく姿は最高に爽快で、流血やちょいグロ場面もありますが、ベースはコメディなので、ダメージ少なめで観ることができます。前作よりもメッセージ性は強めで、ボディーガードの仕事に強い誇りを持つマイケル。本作では、そんなマイケルが自分自身の過去のトラウマと対峙し、仕事と本当の意味で向き合う姿が描かれています。そしてマイケルの父であり伝説のボディーガードを演じた、モーガン・フリーマンの圧巻のオーラとたたずまいから感じる説得力が見事です。ふざけまくってる割にきちんとアクションにもお金をかけており、何も考えずに楽しめると思います。

マイケルを演じたライアン・レイノルズの絶妙な顔芸はさすがですし、狂気的なのにどこかチャーミングな、ダリウス役のサミュエル・L・ジャクソン、そして激情型で情熱的なダリウスの妻ソニアを演じたサルマ・ハエックのはじけっぷりと、キャスト陣の輝きが魅力的な作品です。

【ブレット・トレイン】(2022)

評価3.8 おすすめ度86

  上映時間:126分

監督:デビッド・リーチ 脚本:ザック・オルケウィッツ 原作:伊坂幸太郎

出演者:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・コージ、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー、サンドラ・ブロック、サジ・ビーツ、ローガン・ラーマン、マシ・オカ、ミラジ・グルビッチ、Julio Gabay

ストーリー

東京発の超高速列車“ゆかり号”でブリーフケースを盗み、次の駅で降りる任務を請け負った殺し屋のレディバグ。だが、次々と現れる殺し屋たちに狙われ、降りたくても降りられなくなってしまう。最悪な状況のなか、列車は彼らを乗せ終点の京都へ向かうが…。

解説

東京発京都行の新感線の中で、簡単な仕事をこなすはずだった主人公が殺し屋たちの騒動に巻き込まれていくお話。原作は日本の小説『マリアビートル』。

豪華キャストによるバイオレンスな与太話ですが、手堅い構成でエンディングまで引きつける魅力があります。日本が舞台で大部分が新幹線の車内で展開されますが、案の定、ぜんぜん日本ぽくなくて主要人物のほとんどが外国人ですが、それが逆に良い演出となっています。原作者の伊坂幸太郎が完全な日本じゃなくて架空の日本でいいよって監督陣に伝えたからこその描き方らしいので、そこを含めての納得の作品です。大局的に見ると荒唐無稽にすら映るストーリー展開なのですが、真相が繋がる終盤のカタルシスや、ひとつひとつのアクションシーンの完成度のお蔭で非常に満足感のあるアクション映画に仕上がっています。

新幹線という閉鎖空間をうまく利用してのアクションや追跡劇、登場するキャラたちも一癖どころじゃない人たちばかりで、ストーリーもミステリー要素があるので最後まで飽きずに楽しめる作品です。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!】4.085
【エクストリーム・ジョブ】3.986
【ゴーストバスターズ/アフターライフ】3.986
【ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード】3.783
【ブレット・トレイン】3.886

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