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【おすすめ映画71】壮大な冒険活劇に心踊るアドベンチャー洋画5選

  • 2月 2, 2022
  • 10月 22, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【ジャングル・クルーズ】【映画 モンスターハンター】【アンチャーテッド】【ほんとうのピノッキオ】【ザ・ロストシティ】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

未開の地が失われている現代でアドベンチャー映画も難しいところがあると思います。全てが予想の範囲内ですが、細かいことは考えずにハイボールにソーセージを食いながら観るには抜群に相性が良い、映画たちです。

【ジャングル・クルーズ】(2020)

評価3.6 おすすめ度84

  上映時間:128分

監督:ジャウム・コレット=セラ 脚本:グレン・フィカーラ、マイケル・グリーン、ジョン・レクア

出演者:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント、ジェシー・プレモンス、ジャック・ホワイトホール、ポール・ジアマッティ、エドガー・ラミレス、べロニカ・ファルコン、アンディ・ナイマン、ラファエル・アレハンドロ、ダニ・ロビラ、Ilana Guralnik、キム・グティエレス、Sulem Calderon、マーク・アッシュワース、アニカ・パンぺ

ストーリー

アマゾンに伝わる“不老不死の花”を求め、観光客相手のクルーズ船の船長・フランクと、訳あり女性博士のリリーは、謎に包まれたジャングルの上流奥深くへ。そこには、伝説の秘宝を狙う追跡者との壮大な争奪戦と、驚くべき衝撃の真実が待ち受けていた。

解説

【パイレーツ・オブ・カリビアン】と同じくディズニーランドの人気アトラクション”ジャングルクルーズ”を題材に、長寿と驚異的な治癒力を秘めた伝説の花を巡って、クルーズ船の船長フランクや女性植物博士リリーらが繰り広げる冒険を描いた作品。

冒頭からスラップスティックなアクションが連続すると、中盤にはコレット=セラ監督らしいサスペンスもあればコメディーやロマンスもあって、更には怪奇ホラーな展開まで用意されてる充実ぶり。ちょっと詰め込み過ぎな気もしますが、最近の情報過多な作品に慣れてる人には、これくらいが丁度良いと思います。流石にディズニー作品という事で、暴力描写等は抑えられており、物足りなく感じる部分もありますが、逆に言えば、子供が見ても安心な作品と言えます。頭を空っぽにして見れる娯楽映画で、こういう冒険映画も、最近はなかなか見ないので懐かしい気持ちにさせてくれます。

ドウェイン・ジョンソン&エミリー・ブランドのハリウッド最強コンビが堪能でき、古代人が伝説の花を隠す為、鍵の使い方や扉を複雑なパズル仕掛けに施していたり、原住民族が行く手を阻んだり、一難去った後に映る景色が美しかったり、古の伝説を紐解く冒険をした気分になれる作品だと思います。

【映画 モンスターハンター】(2020)

評価3.1 おすすめ度75

  上映時間:103分

監督:ポール・W・S・アンダーソン 脚本:ポール・W・S・アンダーソン

出演者:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミーガン・グッド、ロン・パールマン、ディエゴ・ボネータ、トニー・ジャー、ジョシュ・ヘルマン、ティップ・ハリス(T.I.)、ヤニック・シューマン、山崎紘菜

ストーリー

作戦行動中に砂漠で消息を絶った偵察小隊。その探索に当たっていたアルテミス率いる特殊部隊は、突然激しい砂嵐に飲み込まれてしまう。砂嵐が去った後、彼らの眼前に現れたのは、未知なる世界の光景と、ありえないサイズの超巨大モンスターだった。

解説

人気ゲーム『モンスターハンター』の実写映画化作品。軍隊が別の世界に迷い込み、一人になった主人公が別世界の仲間と力を合わせて怪物をやっつけるお話。

主役と監督のお陰で時々【バイオハザード】を観ているような感覚に陥るかもしれません。特にゲーム経験者だと物足りなさとつまらなさを感じてしまう原因は、恐らくハンターとモンスターの戦闘シーン…つまり〝モンハン要素〟が不足しているせいだと思います。モンスターハンターの実写だと思って観ると退屈してしまうかもしれませんが、モンスターハンターのモンスター達がカメオ出演していると思えばきっと楽しめると思います。日々モンスターと戦っているハンター達は凄いんだなあ…としみじみ感じる映画で観るとモンハンがやりたくなるので成功かもしれませんね。

ストーリーと設定はガバガバで、ミラ・ジョヴォヴィッチのミラ・ジョヴォヴィッチの夫によるミラ・ジョヴォヴィッチのための映画ですが、モンスター達のクオリティは高くゲームの雰囲気を壊さずに映画になっていてアクション性も高いので頭空っぽにして楽しんでほしい作品です。

【アンチャーテッド】(2022)

評価3.8 おすすめ度85

  上映時間:116分

監督:ルーベン・フライシャー

出演者:トム・ホランド、マーク・ウォールバーグ、アントニオ・バンデラス、ソフィア・テイラー・アリ、タティ・ガブリエル、パトリシア・ミーデン、サラ・ペトリック

ストーリー

海洋冒険家の末裔であるネイトは、唯一の肉親である兄のサムと生き別れ、今はNYでバーテンダーとして働いている。ある日彼は、器用な手先とスリの能力を見込まれ、トレジャーハンターのサリーから50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。

解説

有名ゲーム『アンチャーテッドシリーズ』の初の映画化。お宝探しの旅をする映画。

原作ゲームの『プレイする映画』というコンセプトを超えられるかがポイントとなるこの映画。『空飛ぶ海賊船バトル』はまさにアイデア賞でゲーム版にあってもおかしくない素晴らしい展開だったと思います。キャラクターに関しては、ゲームキャラと俳優が全然似ても似つきません。こういう類のアドベンチャー映画を観ると、どうしても【インディージョーンズ】のような仕掛けいっぱいの謎の建築物を探検する、わくわく感たっぷりの内容を期待しますが、そういう感じの作品ではなく基本的にはちょっとした謎解きと敵のトレジャーハンターとの宝の奪い合いがメインになります。「映画はこーゆーのでいいんだよ!」って言う映画で、しっかりアドベンチャーしててアクションしてて難しい設定や伏線もほとんどなく考えずに観られます。でも見応えはしっかりあってコメディ要素もしっかりあるバランスのとれた万人にお勧めできる映画だと思います。

ゲームお馴染みのキャラクターや世界観が存分に味わえますしゲームのコンセプトを引き継いでいて、探検はもちろん、宝探しの醍醐味である謎解きからライバルとの駆け引きまでしっかり詰め込まれていて、アンチャーテッド好きの人も満足できますし原作を知らない人でも分かりやすい脚本で楽しめる作品です。

【ほんとうのピノッキオ】(2019)

評価3.5 おすすめ度83

  上映時間:124分

監督:マッテオ・ガローネ 脚本:マッテオ・ガローネ、マッシモ・チェッケリーニ

出演者:ロベルト・ベニーニ、フェデリコ・エラピ、マリーヌ・ヴァクト、ロッコ・パパレオ、ジジ・プロイエッティ

ストーリー

ジェペット爺さんが丸太から作った人形・ピノッキオ。命を吹き込まれたようにしゃべり始めたピノッキオは、やがてお爺さんの家を飛び出し、森へといざなわれる。道中さまざまな生きものに出会い、言いつけや忠告を受けるも、ピノッキオは全く耳を貸さず…。

解説

童話『ピノッキオの冒険』を忠実に作った映画。童話や絵本ってこうじゃなくちゃって感じの、可愛らしさ、不気味さ、恐ろしさと優しさが詰まったリアルなピノキオ物語。

ディズニーアニメの【ピノキオ】と設定が少し違い、ディズニー版だと完成した木の人形に妖精が命を吹き込みますが、本作は不思議な丸太を譲ってもらい人形が完成したら動きだします。ディズニー版だとクジラに飲み込まれますが、本作はサメに飲み込まれます。ファンタジー色強めのピノキオではなく、実写も相まって微妙に生々しい展開に、やたらと世界観や登場人物が気味悪く描かれていて、カタツムリやマグロが特に気持ち悪いです。それでも冷たさに温もりが溶けだしていくような、美しいおとぎ話の奥深くに吸い込まれいくひと時を味わえ、映し出される街も、少しずつ変化していく音楽も本当に美しいです。

純粋で人間の子供になりたいと願うピノッキオとピノッキオを騙そうとする者たちが皮肉混じりに描かれ、不思議で独特の世界、本当に衣装や造形のデザインやCG映像が素晴らしく秀逸で芸術的評価も高く、ただ単に不気味な雰囲気というのではなく、寧ろ個性的な上質の大人の童話を読んでいる感覚に陥る作品だと思います。

【ザ・ロストシティ】(2022)

評価3.4 おすすめ度82

  上映時間:112分

監督:アーロン・ニー、アダム・ニー 脚本:オーレン・ウジエル、デイナ・フォックス、アダム・ニー、アーロン・ニー

出演者:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ブラッド・ピット、パティ・ハリソン

ストーリー

古代の墓をめぐる勇壮なアドベンチャー物語を執筆した小説家のロレッタは、風変わりな億万長者に突然誘拐され、南の島に連れ去れてしまう。彼女は本の表紙で主人公役を務めたイケメンモデルのアランと共に、伝説の古代都市を目指す本当の冒険をする羽目に。

解説

愛する夫を亡くし創作意欲も衰え気味なロマンス小説家が自身の作品宛らな冒険に巻き込まれていく話。

豪華キャスト出演のコメディ強目の冒険ストーリーは序盤の救出劇はスタイリッシュなアクションが、中盤以降はラブコメ風な展開も見所です。予想外の大物の途中退場は驚きですが出演者が楽しそうに演じているのが好印象でサプライズがあるエンドロール後まで必見。大人女性向けのちょっと官能チックな小説の題材が実在するという設定や、人死に対するエクスキューズ、一見ただのバカ男なアランの意外と深い人物造形などなど、しっかりと真面目に作っているからこそこちらが”何も考えずに楽しめる”映画になっています。

キャストは超豪華、の割に内容はB級アクションアドベンチャーでベタな感じもありますが映画らしさが滲み出ていて、敵は怖くないし明るいノリだしで、何も考えたくない時の気分転換にはちょうど良い作品だと思います。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【ジャングル・クルーズ】3.684
【映画 モンスターハンター】3.175
【アンチャーテッド】3.885
【ほんとうのピノッキオ】3.583
【ザ・ロストシティ】3.482

難しくないので何も考えずに頭空っぽにして楽しめる作品ばかりだと思います。

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