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【おすすめ映画68】とんでもない実話をもとにした信じられない洋画5選 

  • 1月 7, 2022
  • 8月 22, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【ウルフ・オブ・ウォールストリート】【ロード・オブ・カオス】【バンク・ジョブ】【キラー・エリート】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

ある程度の脚色はしてあるといっても信じられない実話をもとにしている、とんでもない作品たちです。

【ウルフ・オブ・ウォールストリート】(2013)

評価3.7 おすすめ度83

  上映時間:179分

監督:マーティン・スコセッシ 脚本:テレンス・ウィンター 原作:ジョーダン・ベルフォート

出演者:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー、マシュー・マコノヒー、カイル・チャンドラー、ロブ・ライナー、ジョン・バーンサル、ジョン・ファブロー、ジャン・デュジャルダン、ジョアナ・ラムリー、クリスティン・ミリオティ、クリスティーン・エバーソール、シェー・ウィガム、カタリーナ・キャス、P・J・バーン、ケネス・チョイ、ブライアン・サッカ、ヘンリー・ジェブロフスキー、イーサン・サプリー、バリー・ロスバート

ストーリー

金も知識もないまま株の世界に飛び込んだジョーダンは、弱冠26歳で会社を設立。1ドルにも満たないクズ株を巧みなセールストークで売りつけ、瞬く間に億万長者に。パーティ、ドラッグ、娼婦に金を使い豪遊三昧のジョーダンだったが、捜査の手が迫っていた。

解説

実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの波乱に満ちた半生を描いたドラマ。

主人公ジョーダンを演じたレオナルド・ディカプリオの熱演に脱帽です。喜び、怒り、悲しみ、絶叫、狂乱…あらゆる感情を大爆発させる、繊細さとは対極の演技ですが、ディカプリオの俳優魂に圧倒されます。本作は決してマジメな金融論を語ったものではありません。素っ裸で男女が交わり、薬でぶっ飛び、そして大きくなっていく夫婦間の亀裂が3時間ノンストップで描かれ続けます。実話ベースですがリアリティが無いくらいのぶっ飛んだスケールで、終始ド派手な展開がどんどんエスカレートしていくので長尺ですが飽きずに観れます。

下品極まりない映像のオンパレードですが、まさに『男の欲』を集めまくったような映画で、年々草食化が進む現代に絶滅危惧種のような “熱さ” を思い出させてくれる作品だと思います。

【ロード・オブ・カオス】(2018)

評価3.9 おすすめ度82

  上映時間:113分

監督:ジョナス・アカーランド(ヨーナス・オーケルンド) 脚本:デニース・マグナソン、ジョナス・アカーランド(ヨーナス・オーケルンド)

出演者:ロリー・カルキン、エモリー・コーエン、ジャック・キルマー、ヨン・オイガーデン、Anthony De La Torre、スカイ・フェレイラ、ヴォルター・スカルスガルド

ストーリー

1987年、ノルウェー・オスロ。19歳のギタリスト・ユーロニモスは、バンド・メイヘムの活動に熱中していた。ボーカルのデッドは、ライブ中に自身の体を切り刻むなどの行為を繰り返し、その過激さもあって彼らはブラック・メタル・シーンに受け入れられるが…。

解説

ノンフィクション『ブラック・メタルの血塗られた歴史』が原作。ブラック・メタルを代表するノルウェーのバンド“メイヘム”の中心メンバー、ユーロニモスの視点から加速していく彼らの暴走の物語。

脚色はあるものの、ある程度実話を描いた物語としては衝撃の作品で、本物のぶっ飛んだやつとファッションクレイジーなやつとの対比も面白いです。ノルウェーのブラック・メタルを題材にはしてますが、内容は自己承認欲求がエスカレートした末に破滅へ向かう若者の物語で他のメタル映画よりもドラマが多く面白いです。映画ビジュアルのクオリティーも高く主演の俳優から、ちょっとしたカットまでも美しく、ブラック・メタルの黒グロさと北欧の景色と人々の美しさのギャップが非常に良いです。

実話ベースなのが人間の奇妙さを一層ましていて、グロいシーンもあるため万人にはおススメ出来ませんが、ブラックメタル、特にメイヘムのファンは勿論のこと、ありがちな音楽映画や青春映画に飽きてしまった変態映画マニアにこそオススメの作品だと思います。

【バンク・ジョブ】(2008)

評価3.5 おすすめ度80

  上映時間:110分

監督:ロジャー・ドナルドソン 脚本:ディック・クレメント、イアン・ラ・フレネ

出演者:ジェイソン・ステイサム、サフロン・バロウズ、リチャード・リンターン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、ダニエル・メイズ、ピーター・ボウルズ、キーリー・ホーズ、コリン・サーモン、ピーター・デ・ジャージー、ジェームズ・フォークナー、シャロン・モーン、アルキ・デヴィッド、アリスター・ペトリ、マイケル・ジブソン、ジョージア・テイラー、デヴィッド・スーシェ、ハティ・モラハン、ルパート・フレイザー、クレイグ・フェアブラス、ジェラード・ホラン、ミック・ジャガー

ストーリー

かつては裏社会にいたテリー。家族のために足を洗い、中古車店を経営するも資金難に陥っていた。そんなある日、知人のマルティーヌから銀行強盗の話を持ちかけられ、5人の仲間と周到な計画を実行する。だが、これが王室や政府を巻き込む大事件へと発展する。

解説

1971年、ロンドンのロイズ銀行で実際に起こった貸金庫 強盗事件を描いた作品。お金や宝石以外に、とんでもないもの(秘密)を盗み出してしまったお陰で、お金も戻らず、誰も逮捕されなかったという実話。

ジェイソン・ステイサム主演の作品だがアクション要素ではなくストーリー展開や作品のテンポに重きを置いた作品。1つの銀行強盗をきっかけにそこからどんどんと話が広がっていくというもので、銀行強盗を行うまでの下りは正直見所はそこまで無いです。ただ中盤以降、その銀行強盗に政府・裏社会の人間が絡みだしてただの銀行強盗では終わらずにどんどんと緊張感の増す展開になっていき、スリル性、シリアス性がどんどんと増していく状況、絡み合う複数の勢力、ラストへの期待感も増します。

厳重な銀行の金庫に大胆不敵な計画で侵入するザ・ケイパー映画な展開に加えて、強奪後のマフィアや政府高官とのスリリングな交渉劇という二段階のクライマックスのある物語は推進力に溢れていて片時も退屈させない作品です。

【キラー・エリート】(2011)

評価3.3 おすすめ度76

  上映時間:116分

監督:ゲイリー・マッケンドリー 脚本:マット・シェリング

出演者:ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、ロバート・デ・ニーロ、ドミニク・パーセル、エイデン・ヤング、イヴォンヌ・ストラホフスキー、ベン・メンデルソーン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、デヴィッド・ホワイトリー、マット・ネイブル

ストーリー

引退した殺し屋・ダニーの下に、かつての師匠・ハンターに関する悲報が届く。ハンターは、SASの精鋭を事故に見せ掛けて殺すというミッションに失敗し、捕らえられてしまったのだ。ダニーはやむを得ず、ハンターが遂行するはずだった作戦を引き継ぐことに。

解説

ジェイソン・ステイサムとロバート・デ・ニーロの共演。元SAS隊員による実話。師匠の危機に再び仕事を引き受けた元凄腕の殺し屋が、衝撃の事実を知ることに。

これほんとに実話かって思うほどステイサム映画。少々、その背景が入り組んでいるために、最初なかなか物語に入っていくことができないかもしれませんが、中盤以降からは、派手に展開されるアクションシーンも手伝って、友人のため、恋人のために闘うダニーにすっかりカタルシスを覚えてきます。

大幅に脚色されているようでリアリティーはあまり感じ取れませんが、本作のテーマである『殺し屋として生きる苦悩』は、恋人とのエピソードも絡ませながらうまく描かれており、アクションや銃撃戦が繰り広げられるド派手な見せ場も決して大味にはせず、生身の肉体から醸し出す緊張感や痛みが観る側にダイレクトに伝わるほど見応えがある作品です。

【キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン】(2002)

評価3.9 おすすめ度85

  上映時間:141分

監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:ジェフ・ナサンソン

出演者:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン、ナタリー・バイ、エイミー・アダムス、ジェニファー・ガーナー、フランク・ジョン・ヒューズ、ブライアン・ホウ、ジェームズ・ブローリン、スティーヴ・イースティン、エリザベス・バンクス、エレン・ポンピオ、ナンシー・レネハン、リリアン・ショーヴァン、エイミー・アッカー、ジェイミー・レイ・ニューマン、ケイトリン・ダブルデイ

ストーリー

両親の離婚を機に家を飛び出した16歳のフランクは、生きるために小切手詐欺を思いつく。簡単に金が手に入ると知った彼は、詐欺の手口をエスカレートさせ、FBIに追われるように。しかし、FBI捜査官カールの執拗な追跡を天才的な頭脳で切り抜けていく。

解説

家族を取り戻したい一心の孤独な天才詐欺師と、それを追うFBI捜査官との友情を描く物語。

詐欺師とFBIの長い長い追いかけっこですが追跡劇を派手なアクションで描いていないので、2人が織りなすエピソードの面白さが勝負になりますが、とてもこれが実話とは思えません。どこからが脚色(創作)なのかわかりませんが、普通にこの物語の脚本を執筆しようとしても、ここまでのアイデアはなかなか構築できそうにないレベルです。スピルバーグだけにテンポが良くて観やすく、キャストも豪華で若かりしレオナルド・ディカプリオと全盛期のトム・ハンクスのタッグは見応えがあります。

雰囲気は全体的に明るめですがハラハラするシーンも多く、一本の映画とは思えないくらい色んなシーンに色んな楽しみ方があって、ただの因果応報じゃなくて、憎めないフランクに自然と気持ちが寄り添って切なくなったり、微笑ましくなったり、不思議な感覚になる作品です。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【ウルフ・オブ・ウォールストリート】3.783
【ロード・オブ・カオス】3.982
【バンク・ジョブ】3.580
【キラー・エリート】3.376
【キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン】3.985

【ロード・オブ・カオス】は題名の通りカオスですが他は全部観やすいと思います。

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