今回ご紹介する作品はの8作品をネタバレしない程度に紹介します。
【トップガン マーヴェリック】(2022)
評価★4.5 おすすめ度98

監督:ジョセフ・コシンスキー 脚本:アーレン・クルーガー、エリック・ウォーレン・シンガー、クリストファー・マッカリー
出演者:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、ジョン・ハム、ヴァル・キルマー、マニー・ジャシント、グレン・パウエル、ジーン・ルイザ・ケリー、モニカ・バルバロ、ルイス・プルマン、ロベルタ・スパルタ、ジェイ・エリス、ジェイク・ピッキング、ピーター・マーク・ケンドール
【トップガン】の続編
ストーリー
エリートパイロットチーム・トップガンは、世界の脅威となる困難なミッションに直面していた。ミッション達成のため、チームに加わったのはトップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられたマーヴェリックだった。
解説
完璧な続編映画。とはいえ前作を知らなくても素直に楽しめる作品だと思います。
前作からの年月を経て、変わったモノ、変わらないモノの描写が印象的で、軍事技術をはじめとした、見た目や物質的な側面にはもちろん変化が鮮明に見て取れます。一方で、酒場での喧騒や若手将校同士の絆など、人間的あるいは社会的側面は、未だ健在な部分があります。とはいえ、人間的・社会的側面もまた変化する部分もあり、変わる制度や情勢、新しい人材、逝ってしまう友、主人公自身は変わらぬ者の代表格ですが、それでもそうした変化を前に苦悩しつつ、時に適応し、時に抗い、時に変わらぬ事を武器とする様子が実に印象的です。そして後はもう、ひたすらにトム・クルーズの格好良さ、戦闘機アクションの豪快さに溺れるような映画です。
展開が読めるストーリーですが熱い展開も笑いも感動もあり、キャラクターそれぞれのドラマ性も良く、CGを使っていない空中戦の臨場感が半端なくとても迫力ある映像に、音響、ストーリー、演技、マーヴェリック、全てが力強く、トム・クルーズの映画愛とストイックさが如実に顕れた作品だと思います。
【ソー:ラブ&サンダー】(2022)
評価★3.8 おすすめ度88

監督:タイカ・ワイティティ 脚本:タイカ・ワイティティ
出演者:クリス・ヘムズワース、ナタリー・ポートマン、クリスチャン・ベイル、テッサ・トンプソン、タイカ・ワイティティ、ラッセル・クロウ、ジェイミー・アレクサンダー、クリス・プラット、デイヴ・バウティスタ、カレン・ギラン、ポム・クレメンティーフ、ショーン・ガン、ヴィン・ディーゼル、ブラッドリー・クーパー
ストーリー
サノスとの激闘後、多くの仲間を失ったソーはガーディアンズと共に地球を去った。そんな彼らのもとに、宇宙各地の神が殺されているという情報が入る。次の標的が地球のニュー・アスガルドだと知り、駆けつけたソーに、突如“神殺し”のゴアが襲いかかる。
解説
いろんな要素を詰め込んでるいますが結局はラブ&サンダー、家族と故郷を失ったソーの再生の物語。
本作は、前作と同様に、ワイティティ監督の斬新な演出が随所に散りばめられていますが、今回はさらに感情的なストーリー展開が加わることで、さらに深みを増しています。また、MCUの他の作品と比較しても、本作はコメディ要素とアクションが絶妙に調和したエンターテイメント作品となっており、MCUファンにとっても、初めてマーベル映画を観る人にとっても魅力的な作品となっていると思います。登場キャラクターたちの成長や新たな関係性が描かれる一方で、タイカ・ワイティティ監督の独特のタッチが随所に見られて楽しいです。また、クリスチャン・ベール演じるゴッド・バッチャーは、MCUにおける強力な敵キャラクターとして印象に残る存在であり、ソーとの対決シーンは息を呑むような緊張感があります。
アクション、コメディ、感動のバランスが絶妙で、観客が楽しめる要素がふんだんに盛り込まれていて、ワイティティ監督のセンスあふれる演出と卓越したキャスト陣の演技力が相まって、素晴らしい作品となっていると思います。
【ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー】(2022)
評価★3.9 おすすめ度88

監督:ライアン・クーグラー 脚本:ライアン・クーグラー
出演者:アンジェラ・バセット、マーティン・フリーマン、ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、レティーシャ・ライト、ドミニク・ソーン
【ブラックパンサー】の続編
ストーリー
国王とヒーロー、2 つの顔を持つティ・チャラを失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が迫る。ティ・チャラの妹であり天才科学者のシュリたちは、この危機にどう立ち向かうのか、そして新たな希望となるブラックパンサーを受け継ぐ者は誰なのか…。
解説
国王ティ・チャラが病により命を落とし、悲しみに包まれるワカンダと新たな敵となる海の帝国タロカンとの話。
2020年に主役のチャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまい、それでも製作陣は足を止めず、新たなブラックパンサーを作り上げてくれました。冒頭のMARVELのロゴからティ・チャラのブラックパンサー仕様になっており、最初から最後までティ・チャラ、もといチャドウィック・ボーズマンの盛大な追悼作品にも感じます。また妹のシュリの成長の過渡期を描いた作品でもあり、同じように発展した種族との不幸な仲違いによる諍い、愛する家族を次々に失い悲しみと怒りで迷いそうになる彼女を支える仲間たちの絆、悲しみの中からラストシーンに見えた一筋の光、161分という長丁場でアクションシーンにはそれほど時間を割いていないにもかかわらず、飽きさせません。
派手なアクション、そこに存在しているかのような世界観、豪華キャストに、死や生や愛の人間ドラマと、暗くなりすぎないように挟まれるユーモア、ヒーロー映画でありながら主役の不在を埋めていく過程がそのまま作品のテーマになっている不思議な作品になっています。
【アバター】(2009)
評価★3.6 おすすめ度88

監督:ジェームズ・キャメロン 脚本:ジェームズ・キャメロン
出演者:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・ステューディ、ラズ・アロンソ
ストーリー
元海兵隊員のジェイクは、衛星・パンドラでの活動用に開発された肉体“アバター”を使ったプロジェクトに参加。そこで原住民族・ナヴィの娘・ネイティリと出会い恋に落ちるが、次第にパンドラの資源を搾取するアバター・プロジェクトに疑問を抱くようになる。
解説
異星人との交流をメインに環境問題と人間の愚かさを描くスペクタクルファンタジー。
当時、初の3D映画でこのクオリティというのがあまりに凄いと思います。色鮮やかで美しすぎる映像や、惑星パンドラ固有の生物たちのデザインには、いつ観ても何度観ても感動させられます。ナヴィの民についても、あの特殊メイクとCGで作り上げたビジュアルが凄すぎます。勿論、無知な人間のエゴと暴走をストレートに描き、誰からも”侵略”の残虐さ、そしてそれと対比される “自然との共存” の美しさを分かりやすく描くストーリーや、原住民ナヴィ達とロボットに乗り込んだ強面過ぎるスティーヴン・ラングらの白熱の戦闘描写も魅力的で、空中を飛び回る迫力の描写も見逃せません。
最初は負傷兵である自分のある意味”転生”とも言えるアバターの姿を、ただ分身として遊んでいた傲慢でこれまた自己中心的なジェイクが、ナヴィに触れて徐々に変化していく成長物語、そして学んで変化できる人間だからこそ選ばれし勇者になれるという王道なストーリーに引き込まれ、自然の美しさの映像美に目を奪われる作品です。
【アバター:ウェイ・オブ・ウォーター】(2022)
評価★4.0 おすすめ度91

監督:ジェームズ・キャメロン 脚本:ジェームズ・キャメロン、ジョシュ・フリードマン
出演者:サム・ワーシン、トンゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジェマイン・クレメント、ジョヴァンニ・リビシ、クリフ・カーティス、クロエ・コールマン、イーディ・ファルコ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、トリニティ・ブリス、ブリテン・ダルトン
【アバター】の続編
ストーリー
地球からはるか彼方の惑星パンドラの神秘的な世界。元海兵隊員のジェイク・サリーとパンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリの子供たちからなる家族の物語。一家は神聖なる森を追われ海の部族に助けを求めるが、その楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた。
解説
前作が古典的な西部劇の展開で、ウンデッド・ニー寸前からの逆転劇という明快なストーリーだったのに対し、今作は愛憎が交錯する追跡劇。
驚くべき視覚効果と創造性に富んだ映像で観客を魅了する作品で、ジェームズ・キャメロン監督の巧妙な世界観とキャラクターの描写は、前作【アバター】の精神を受け継ぎながらも、新たな冒険と感動を提供しています。物語の展開は予測不可能な驚きと感情豊かな瞬間で満ちており、観客は深い共感を抱くと思います。また、本作は環境保護と人間の共存のテーマを強調しており、社会的なメッセージを探求しています。キャスト陣も素晴らしい演技を見せ、特に主人公の情熱的な探求心を感じさせるエルサリーン役の演技は見逃せません。
前作ほどの異世界での新体験・感覚はあまりないかもしれませんが、悠久な自然と、海の広さ、海の綺麗さが五感全てで体感できる魅力と、人間・種族の違いによる偏見・悩みを家族などの絆で克服し、対人類へ挑んでいく姿に共感を覚える作品だと思います。
【アントマン&ワスプ:クアントマニア】(2023)
評価★3.7 おすすめ度84

監督:ペイトン・リード 脚本:ジェフ・ラブネス
出演者:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ジョナサン・メイジャーズ、キャスリン・ニュートン、ビル・マーレイ
【アントマン&ワスプ】の続編
ストーリー
身長わずか1.5cmの最小ヒーロー、アントマンとワスプは、<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る。
解説
【シャザム!~神々の怒り~】(2023)
評価★3.8 おすすめ度85

監督:デイビット・F・サンドバーグ 脚本:ヘンリー・ゲイデン、クリス・モーガン
出演者:ザッカリー・リーヴァイ、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー、ジャイモン・フンスー、レイチェル・ゼグラー、ルーシー・リュー、ヘレン・ミレン、アダム・ブロディ、マルタ・ミランス、フェイス・ハーマン
【シャザム!】の続編
ストーリー
神々のパワーを授けられ、「シャザム!」と唱えると最強ヒーローに変身する能力を得たビリー。だが、中身は子供の半人前ヒーロー・シャザムは大人の事情が理解できず、神々を怒らせてしまう。復讐に燃える神の娘たちはドラゴンを引き連れ地球に襲来し…。
解説
【ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3】(2023)
評価★4.4 おすすめ度93

監督:ジェームズ・ガン 脚本:ジェームズ・ガン
出演者:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、カレン・ギラン、ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル、デイヴ・バウティスタ、ショーン・ガン、ポム・クレメンティーフ、エリザベス・デビッキ、ウィル・ポールター
ストーリー
解説
まとめ(評価とおすすめ度)
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