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【おすすめ映画108】賛否両論ありそうな新時代ミュージカル洋画8選

  • 9月 28, 2022
  • 8月 16, 2023
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【シラノ】【シンデレラ】【ディセンダント】【ディセンダント2】【ディセンダント3】【アネット】【リトル・マーメイド】【シング・フォー・ミー、ライル】の8作品をネタバレしない程度に紹介します

さんぴりょうろん【賛否両論】とは賛成意見と反対意見の二つがあること、またその二つのそれぞれの意見のこと。賛成と反対が対立して、意見がまとまらず、議論の余地があること。

【シラノ】(2021)

評価3.6 おすすめ度83

  上映時間:124分

監督:ジョー・ライト 脚本:エリカ・シュミット 原作:エドモン・ロスタン

出演者:ピーター・ディンクレイジ、ヘイリー・ベネット、ケルビン・ハリソン・ジュニア、ベン・メンデルソーン、バシール・サラディン

ストーリー

17世紀のフランス。剣と詩の才能に恵まれた騎士、シラノ・ド・ベルジュラックは、ロクサーヌという女性に思いを寄せるも自分の外見に自信が持てず、思いを告げられずにいた。そんなある日、ロクサーヌから彼の同僚・クリスチャンとの恋の仲立ちを頼まれ…。

解説

19世紀に初演されたフランスの名作戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を元に、自らの外見にコンプレックスを持つある一人の剣士の長年にわたる片思いを美麗に描いたミュージカル。

自らにコンプレックスを持つ主役に”自らの手で課されたハンデを乗り越えてきた”ピーター・ディンクレイジを据え、描き方ひとつで重くなり過ぎる文学作品を、情感豊かに描き切る事においては当代随一と思われるジョー・ライトが映像化した事で、改めてシラノとロクサーヌの想いの交差が手に取るように伝わってくる”エモい”作品になっています。ミュージカル要素も戦争もありながら取っ散らからずテンションを切らないような構成は見事ですし、あまりにも一途すぎて劇中に応援しに行きたくなる(笑)シラノ&知ってか知らずかその彼の心をブンブンに振り回すロクサーヌを演じた2人の入り込み具合も、さすがという感じです。

主演のピーター・ディンクレイジの為の映画と言っても過言ではなく彼の魅力が全開の内容で、脚本はもともとの戯曲からかなりアレンジされているので、オリジナルのファンからはキャスティングの面などで賛否両論あるそうですが、オリジナルを知らない私としてはとても楽しめた作品です。

【シンデレラ】(2021)

評価3.7 おすすめ度84

  上映時間:112分

監督:ケイ・キャノン 脚本:ケイ・キャノン

出演者:カミラ・カベロ、ニコラス・ガリトゼイン、イディナ・メンゼル、ピアース・ブロスナン、ミニー・ドライヴァー、ビリー・ポーター、タルーラ・グレイヴェ、マディー・ベイリオ、シャーロット・スペンサー、ジェームズ・コーデン、ジェームズ・エイキャスター、ロメシュ・ランガナタン、ドク・ブラウン

ストーリー

継母と2人の姉と暮らすシンデレラ。彼女にはドレスデザイナーになる夢があり、その夢を叶えるべく家の地下室で日々ドレスの制作に励んでいた。そんなある日、ロバート王子の結婚相手を探すため、全ての女性を招いて城で舞踏会が開かれることになり…。

解説

斬新だと話題になっていたアマプラ版のシンデレラ。王子様に幸せにしてもらうおとぎ話の女の子から、自分で夢を掴み取りついでに王子様も幸せにしようという、女性にとってはポジティブ感いっぱいのミュージカル映画。

女性の自立やジェンダー平等を全面的に押し出していて、既成概念を打ち破った魔法使いや、明確な夢や考えを持つ女性がいる一方、男性陣は何だか女性の意見に流されているようで、それはそれで不平等な描かれ方な気もしますが、多様性を押し付けられる感じもしない色んな意味で新しいストーリーになっています。ドレスもカラフルでダンス、歌唱シーンは見応えありまくりで、劇中歌にはクイーンやマドンナ、ジェニロペ、エド・シーランなどの有名曲がカバーされていて歌だけでもテンションがあがると思います。

私達がよく知っているシンデレラのお話に大筋そった作りにしつつ、ロックミュージカルですがコミカルな要素をふんだんに取り入れて、観ている人をおもわず笑顔にさせてくれる、ある意味全く別ともいえる作品になっています。

【ディセンダント】(2015)

評価3.8 おすすめ度85

  上映時間:112分

監督:ケニー・オルテガ 脚本:ジョーサン・マクギボン、サラ・パリオット

出演者:ダヴ・キャメロン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート、ソフィア・カーソン、ミッチェル・ホープ

ストーリー

舞台は現代の平和な王国。国王ビーストと王妃ベルの息子は、意地悪な継母や姉妹など他のヴィランズや脇役達と一緒に、ロスト島に閉じ込められているヴィランズの子供達に改心するチャンスを与えると宣言する。そしてヴィランズの子供達は、各国のプリンセスの子供たちと一緒にオラドン高校に通うことになるのだが…。

解説

おとぎの国のハイスクール・ミュージカルで、環境が変わって色んな自分を見つけるヴィランズの子どもたちのお話。

親に愛を受け入れられなかった子どもたちが、学校に通うことによって『本当に自分がやりたいこと』『親から教えられたことが正しいのか』というところに葛藤する場面など【ラプンツェル】【ラーヤと龍の王国】【リトル・マーメイド】などディズニー的演出をかなり想起させられます。

CGとか舞台セットとか美術が低予算感はありますが、ミュージカル要素にヴィラン達の子供っていう設定もなかなかおもしろく、親の敷いたレールの上を必ず歩まなければならないのかという現代人にも通じる悩みの種を抱えたヴィランズの子供たちの姿に自然と共感できる、子供から大人までディズニーファンなら誰でも楽しめる作品です。

【ディセンダント2】(2017)

評価3.8 おすすめ度85

  上映時間:112分

監督:ケニー・オルテガ 脚本:ジョーサン・マクギボン、サラ・パリオット

出演者:ダヴ・キャメロン、キャメロン・ボイス、ソフィア・カーソン、ブーブー・スチュワート、ミッチェル・ホープ、チャイナ・アン・マクレイン

【ディセンダント】の続編

ストーリー

マルは、王室の一員になるプレッシャーに耐えきれず、悪のルーツである生まれ故郷ロスト島へ戻る。そこではアースラの娘にしてマルの宿敵であるウーマがクイーンを名乗り、荒廃した島を牛耳っていた。フック船長の息子ハリーやガストンの息子ギルなど海賊たちに命じ、ロスト島とオラドンの境界を破壊し、島に閉じ込められたヴィランズを解き放とうとする。

解説

ヴィランズの子どもたちが故郷である悪の島と移り住んだ幸せな王国との間に挟まれて葛藤しながら成長していく物語。

対立構造が作られアクションシーンが盛り込まれているのが特徴で、青春ファンタジーコメディだった前作から少し雰囲気が変わった印象があります。ただやっぱりストーリーや演出はあくまでも子供向けといった印象が強く、人を選ぶかもしれません。

歌とダンスは前作よりさらにクールで曲も多く、新たなキャラクターの登場もあり安定の面白さもあり、無理に溶け込もうとせずに、ありのままの自分も大切にしながら周りと関わっていけたらそれが1番いいよねって思える内容の作品です。

【ディセンダント3】(2019)

評価3.9 おすすめ度85

  上映時間:106分

監督:ケニー・オルテガ 脚本:ジョーサン・マクギボン、サラ・パリオット

出演者:ダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート、チャイナ・アン・マクレイン、シャイアン・ジャクソン、ジェイダ・マリー、ジャマール・シムズ

【ディセンダント2】の続編

ストーリー

マル、イヴィ、カルロス、ジェイはオラドン王国に招くヴィランズの子ども達を選抜するため再びロスト島を訪れる。ところが島を覆うバリアに裂け目が生じてしまう。ウーマとハデスがオラドン王国に復讐することを恐れたマルは、バリアを閉ざし、自分の故郷・ロスト島を永遠に封印する決断をするが、得体の知れない闇が忍び寄っていた。

解説

この3作目は、ここまで断片的に解決したことの上で、一番厄介な問題が生まれ、それを今まで育んできたことを手繰り寄せて何とかする総決算の物語。

ディズニーとは思えないほどCGがチープなのですが、それでもキャストと曲の良さと映画のテーマがそれを補填している良質なミュージカル映画。ストーリー展開は落として上げてジェットコースターのような展開にてんこ盛りの内容、ある意味粗々なストーリーですがそれもクライマックスに持っていくためのご愛嬌。歌も踊りもシリーズで一番のスケール、テンポの良いリズム感にキレッキレの歌と踊り、シリーズの最後を飾るミュージカル・シーンはまさに圧巻です。

1作目、2作目を超えてくるような名曲の数々に安定のディズニークオリティの歌とダンス、新たな登場キャラクターも最高で、シリーズ完結編に相応しい作品だと思います。

【アネット】(2021)

評価3.7 おすすめ度80

  上映時間:140分

監督:レオス・カラックス 脚本:ロン・マエル、ラッセル・マエル

出演者:アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール、サイモン・ヘルバーグ、福島リラ、ナタリー・メンドーサ、水原希子

ストーリー

攻撃的なユーモアセンスを持つスタンダップコメディアンのヘンリーと世界的オペラ歌手のアン。この不釣り合いな2人が恋に落ち、やがて世間から注目されるように。だが、ミステリアスで非凡な才能を持ったアネットが生まれたことで、彼らの人生は狂い始める。

解説

コメディアンとオペラ歌手の恋と結婚、そして、アネットという娘が生まれる、そこからの破滅の物語。

レオス・カラックス監督節全開で、本作も「最高に面白かった!」と「何を見せられていたのか…」のに二極に分かれるかもしれません。レオス・カラックスの作品が苦手という映画ファンも多いようですが、アメリカを舞台とした英語劇(しかもファンタジー)ですし、この作品はあまり深読みしないで観るのが正解だと思います。物語の軸は至ってシンプルで、【ラ・ラ・ランド】を連想するようなあらすじですが、それよりもはるかに痛烈で悲惨で醜態を包み隠さず表現する、そんな粗暴な人間性が露呈しています。

主演アダム・ドライバーの存在が異彩を放っており、ほぼ彼のワンマンショーで、レオス・カラックス監督の英語映画デビューとなりましたが、フランスの映画文化の継承を飛び越え、世界に刺さるテーマを斬新な自己流で描いた作品で徐々に引き込まれていく作品だと思います。

【リトル・マーメイド】(2023)

評価3.9 おすすめ度86

  上映時間:135分

監督:ロブ・マーシャル 脚本:ジェーン・ゴールドマン、デヴィッド・マギー

出演者:ハリー・ベイリー、ジョナ・ハウアー・キング、メリッサ・マッカーシー、ハビエル・バルデム、ジェイコブ・トレンブレイ、オークワフィナ、ダヴィード・ディグス、ジュード・アクウダイケ

ストーリー

海の王女アリエルは掟によって禁じられているにも関わらず、人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。この運命の出会いによって、人間の世界に飛び出したいというアリエルの思いは、もはや抑えきれないものに。そんな彼女に海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。

解説

アンデルセンの童話を原作とした人魚姫の恋を描いディズニーアニメ『リトルマーメイド』の実写CG版。アリエル役が黒人の女優さんであることに賛否両論あった作品。

主演のハリーベイリーについて色々な声はありますが、多様性についてが主軸のストーリーだから完全にハマり役だと思いますし、歌唱力も高く、あんなにも歌声の中に自分の表現力を入れることができる人はディズニープリンセスの映画の中であまりいないと思います。個人的に海の生き物は全てリアルに描かれているのに、セバスチャンにいろんな表情があったのがディズニーの徹底的な探求と研究心を感じられました。本来は恋愛物語なのかもしれませんが、全てをフリに使った壮大な親子愛の物語に感じてしまうのは、描き方なのか、観る人の年齢なのか。

原作からの追加要素としてかなり王子の内面が掘り下げられているので原作を知っている人でも楽しめ、曲も素晴らしく映像もかなり綺麗に作られていて、現代社会でアリエルのようなものを受け入れることができるのかという、強いメッセージ性のある作品だと思います。

【シング・フォー・ミー、ライル】(2022)

評価3.7 おすすめ度83

  上映時間:106分

監督:ジョシュ・ゴードン、ウィル・スペック脚本:ウィリアム・デイヴィス 原作:バーナード・ウェーバー

出演者:ハビエル・バルデム、コンスタンス・ウー、ウィンズロウ・フェグリー、スクート・マクネイリー、ブルット・ゲルマン、ショーン・メンデス、サル・ヴィスカソ、ドン・ディペッタ、リンジー・モーザー

ストーリー

ショーマンのヘクターは魅惑の歌声を持つワニのライルに出会い、彼を相棒にしようとするが、ショーは大失敗。ヘクターは去り、ライルはアパートの屋根裏に隠れ住むように。長い月日が過ぎたある日、少年・ジョシュとその家族がライルの潜む家に越してきて…。

解説

アメリカの児童文学作家バーナード・ウェーバーの児童書『ワニのライルのおはなし』シリーズの映画化で、歌を歌える不思議なワニと孤独な少年の心の触れ合いを描いたファンタジー作品。

少年ジョシュと心優しい両親、ライルの元相棒のヘンテコなショーマン:ヘクターら周辺人物との関わりを軸に、舞台恐怖症によって本番では歌を歌えなかった臆病者のライルが同じような境遇にある少年との親密な関わりによって恐怖症を克服していく様子をファンタジックに描いた全年齢対象のファミリームービーに仕上がっていますし、クライマックスのステージでは思わず涙が出そうになるほど感動のカタルシスを体感させてくれます。

でっかいワニがノリノリで歌って踊る“異種交流”ファンタジーミュージカルの決定版で、フルCGで表現されたワニのライルのポップなビジュアルと何かを訴えかけるような眼差しが愛らしいですし、ライルに声を当てたカナダのシンガーソングライター:ショーン・メンデスのずば抜けた歌唱力も聴き所となっている作品です。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【シラノ】3.683
【シンデレラ】3.784
【ディセンダント】3.885
【ディセンダント2】3.885
【ディセンダント3】3.985
【アネット】3.780
【リトル・マーメイド】3.986
【シング・フォー・ミー、ライル】3.783

【アネット】が斬新すぎてちょっと難しいですが、その他の作品は頭空っぽにして楽しめると思います。

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