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【おすすめ映画㉙】実話をもとにした心に響く名作洋画5選

  • 6月 19, 2021
  • 8月 22, 2021
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【レヴェナント: 蘇えりし者】【ホテル・ムンバイ】【パレードへようこそ】【ダラス・バイヤーズクラブ】【イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密】の5作品をネタバレしない程度に紹介します

実話をもとにしているので、どの作品も奥深く見応えがあります。それぞれの作品のそれぞれのメッセージを受け取ってください。

【レヴェナント: 蘇えりし者】(2015)

評価3.8 おすすめ度86

  上映時間:157分

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 脚本:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、マーク・L・スミス

出演者:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディ、ウィル・ポールター、ドーナル・グリーソン、ポール・アンダーソン、ブレンダン・フレッチャー、クリストッフェル・ヨーネル、ルーカス・ハース、ブラッド・カーター、ハビエル・ボテット

ストーリー

1823年のアメリカ北西部。先住民に襲撃された狩猟団は逃走するも、その途上でガイド役のヒュー・グラスがハイイログマに襲われて瀕死の重傷を負う。その最期を看取るよう隊長に命じられたフィッツジェラルドは、グラスの息子を殺し、グラスを置き去りに…。

解説

アメリカの西部開拓時代を生きた実在の罠猟師ヒュー・グラスの半生と、彼が体験した過酷なサバイバルの旅を描いている。

この映画は単なる復讐劇ではなく、自然の美しさと残酷さ、人間も含めた生き物の生と死などの相反する物事が描かれています。やや哲学、宗教的ですが上手く映画に落とし込まれいて人を選ぶ側面はありますが面白いです。

レオナルドディカプリオの生へ執着する演技は圧巻で引き込まれる。正に体当たりの演技でオスカー受賞も納得の存在感です。トム・ハーディも、ずんぐりとした体型にガニ股で銃を持つ姿は本物の開拓時代の男のようで、雰囲気だけでなくあの眼と声がとても強烈な印象です。

熊の襲撃や逃走劇、生き残る為に生肉を頬張り防寒のために馬の死骸に身をくるむ、とてもリアリティに溢れていて過酷な自然と残酷な人間コミュニティの仕打ちとの格闘、文字通りのサバイヴを描き切った一作だと思います。クマと戦うシーンは生々しく泥臭くリアルで強烈に印象に残ります。

【ホテル・ムンバイ】(2018)

評価4.1 おすすめ度90

  上映時間:123分

監督:アンソニー・マラス 脚本:アンソニー・マラス、ジョン・コリー

出演者:デヴ・パテル、アーミー・ハマー、アヌパム・カー、ジェイソン・アイザックス、ナザニン・ボニアディ、ナターシャ・リュー・ボルディッゾ、ティルダ・コブハム・ハーヴェイ、ロドニー・アフィフ、サチン・ジョアブ

ストーリー

インドの巨大都市・ムンバイ。臨月の妻と幼い娘と暮らす青年・アルジュンは、街の象徴でもある五つ星ホテルの従業員であることに誇りを感じていた。そんなある日、武装したテロリスト集団がホテルを占拠し、500人以上の宿泊客と従業員を無慈悲な銃弾が襲う。

解説

2008年11月に起きたムンバイ同時多発テロ事件を描いた作品。

シチュエーションもテロをテーマにしたストーリーもそんなにびっくりするような展開は無いですが、ストーリーが進むにつれて、この映画が実話に基づいている事への恐怖心がどんどん大きくなっていきます。凄惨な事件を見事に描き出していて、まるでドキュメンタリーを観ているようです。

大勢の登場人物が登場しますがそれぞれに人間性を感じさせる作りで、緊張感のある惨劇が、メインの人物達のお陰でよりリアルに感じられます。お客様のため、家族のため、偶然そこに居合わせた誰かのため、自分の命でさえ守るのが必死な状況でテロという恐怖に立ち向かっていた一人一人が素晴らしい。スッキリはしないが知っておくべき作品だと思います。

【パレードへようこそ】(2014)

評価4.0 おすすめ度88

  上映時間:120分

監督:マシュー・ウォーカス 脚本:スティーヴン・ベレスフォード

出演者:ビル・ナイ、アンドリュー・スコット、ドミニク・ウェスト、イメルダ・スタウントン、ジョセフ・ギルガン、ジョージ・マッケイ、パディ・コンシダイン、フレディ・フォックス、ベン・シュネッツァー、ジェシー・ケイヴ、リズ・ホワイト、モニカ・ドラン、ヘンリー・ギャレット、カリーナ・フェルナンデス、マシュー・フリン、デニス・バンクス

ストーリー

1984年のイギリスで、政府による炭鉱閉鎖に対するストライキ運動が激化。同性愛者のマークはその趣旨に賛同し、仲間たちと募金活動を実施する。彼らはその寄付金を送ろうと炭鉱労働者団体を訪れるが、同性愛者だという理由で門前払いを食らってしまい…。

解説

サッチャー政権時代の84〜85年の炭鉱夫のストの募金活動などを援助を行なった同性愛者団体LGSMを描いた実話をもとにした映画。

ストライキの真っ只中にあり自分達の立場を理解して貰うために闘っていた炭鉱夫が似た様な境遇にあったゲイとレズの人々と手を取り合って助け合うという異色の物語。最初のきっかけはゲイも炭鉱夫も敵は同じサッチャーだって事で支援をしていきますが、この突飛な行動から炭鉱の人たちを徐々に受け入れさせてく感じが上手く描かれています。

実話だけあって劇的な事が起こらないし特定の人物にスポットを当てていない。その分、各登場人物それぞれがとても繊細に描かれていて、個性豊かな明るい人ばっかりなので彼らにつられて、ついついハッピーな気持ちになってしまいます。重いテーマですがほとんどが笑いに溢れた気持ちのいい映画だと思います。

【ダラス・バイヤーズクラブ】(2013)

評価3.9 おすすめ度85

  上映時間:117分

監督:ジャン=マルク・ヴァレ 脚本:クレイグ・ボーテン、メリッサ・ウォーラック

出演者:マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ガーナー、ジャレッド・レトー、デニス・オヘア、スティーヴ・ザーン、マイケル・オニール、ダラス・ロバーツ、グリフィン・ダン、ケヴィン・ランキン、デニーン・タイラー

ストーリー

HIV陽性と診断されたロデオカウボーイのロンは、アメリカには認可治療薬が少ないと知り、効果のある未承認薬を求めてメキシコへ。そしてトランスジェンダーでエイズ患者のレイヨンと共に、未承認薬を国内で捌く「ダラス・バイヤーズクラブ」を設立する…。

解説

女とセックスとロデオだけで生きてきた電気技師の主人公ロンがHIVと診断されてからの闘病、そして法との戦いとHIV治療薬に関する訴えの実話をもとにしたお話。

HIVそのものがまだ差別的扱いが顕著にされていた時代の話であり現実を受け入れられず、しかしながら自身の身体の変化に戸惑いを隠せないロンの怒り、悲しみ、切なさに胸を打たれます。

主人公のロンと相棒のレイヨンをそれぞれ演じたマシュー・マコノヒーとジャレッド・レトーの映画での熱演は言葉に尽くし難く、減量による徹底した役作りでまるで別人のように見えます。二人揃ってアカデミー賞主演男優賞&助演男優賞獲得したのに納得です。

胸糞自己中おっさんが自分の短い余命を何とかしたくて、社会のルールガン無視して超荒技で薬を手に入れたり薬を売り出したりするんだけど、実は社会のルールの方がイカれてると気付かされる作品です。

【イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密】(2014)

評価3.9 おすすめ度86

  上映時間:115分

監督:モルテン・ティルドゥム 脚本:グレアム・ムーア 原作:アンドリュー・ホッジス

出演者:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、チャールズ・ダンス、マシュー・グード、マーク・ストロング、アレン・リーチ、タペンス・ミドルトン、ロリー・キニア、スティーヴン・ウォディントン、トム・グッドマン=ヒル、マシュー・ビアード、ジェームズ・ノースコート、アレックス・ロウザー

ストーリー

1939年、英国がドイツに宣戦を布告し、第二次世界大戦が勃発。英国政府機関はドイツ軍が誇る暗号機「エニグマ」の解読に挑む。その機密作戦に招かれた天才数学者アラン・チューリングは、他のメンバーとは離れ、単独で解読機の開発に没頭するが…。

解説

英国とドイツの戦時中に活躍した英国人数学者の功績をもとにした実話。

天才気質故か人と違い、馴染めないし馴染もうとしない彼が、解読を進める中で仲間と親密になっていく姿も見ていて楽しいです。こういう地味なことをやり続けられる人が偉業を成し遂げられるのかなと思います。暗号を解読できた瞬間に涙ぐむチューリングの表情にグッときます。

先の読めないストーリー、個々のキャラクター造形、時代背景の描写、大局/局所での情報戦、人間/機械の対比がそれぞれ秀逸です。過去と現在を行き来しつつ、テーマを保って収束していく、いい意味で心が落ち着かない作品です。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【レヴェナント: 蘇えりし者】3.886
【ホテル・ムンバイ】4.190
【パレードへようこそ】4.088
【ダラス・バイヤーズクラブ】3.985
【イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密】3.986

ヒーローなんて誰もがなれないですが、誰でもヒーローになり得る可能性は秘めています。彼らを現実のヒーローだと称える人は多いでしょう。そんな作品です。

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