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【おすすめ映画㉑】心地よい余韻に浸れる感動の名作洋画6選

  • 4月 29, 2021
  • 8月 21, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【僕のワンダフル・ライフ】【僕のワンダフル・ジャーニー】【ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語】【ジョジョ・ラビット】【ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢】【クリード 炎の宿敵】の6作品をネタバレしない程度に紹介します

単純に泣ける作品、心が温かくなる作品、少し考えさせられる作品、元気を与えてくれる作品、感じ方は人それぞれでしょうが何かしら感動を及ぼす作品たちだと思います。

【僕のワンダフル・ライフ】(2016)

評価4.0 おすすめ度88

  上映時間:120分

監督:ラッセ・ハルストレム 脚本:W・ブルース・キャメロン、オードリー・ウェルズ、マヤ・フォーブス、ウォーリー・ウォロダースキー 原作:W・ブルース・キャメロン

出演者:デニス・クエイド、K・J・アパ、ブリット・ロバートソン、ペギー・リプトン、ジョン・オーティス、ジョシュ・ギャッド、ジュリエット・ライランス、ルーク・カービー、プーチ・ホール、ローガン・ミラー、キャロライン・ケイヴ、ガブリエル・ローズ、ニコール・ラプラカ、マイケル・ボフシェヴァー、カービー・ハウウェル・バプティスト、ブライス・ガイザー

ストーリー

ある夏の暑い日、ゴールデン・レトリバーの子犬・ベイリーは車に閉じ込められ苦しんでいるところを8歳のイーサンと彼の母親に助けられ、感激する。その後、イーサンのママが渋るパパを説得し、晴れてベイリーはイーサン家の一員になった。

解説

犬が主人公。壮大な犬の輪廻転生の物語。犬好きさんは涙なしには見られない作品。

飼い主の半生をベースに犬視点で話が進み、犬が「自分は何のために生きてるんだろう?犬生とは?」と自問自答をしながら転生を繰り返すストーリー。生まれ変わる度に出会う飼い主との関係性や環境が異なり、それによりベイリーが送ることになる犬生も変わってくる描写が非常に考えさせられます。

べたべたな展開続きなので、純粋にいい話を観たいなって方、お犬様が好きな方、日々の生活に疲弊したとき観ると、何か力がもらえる作品だと思います。

【僕のワンダフル・ジャーニー】(2019)

評価4.1 おすすめ度88

  映時間:109分

監督:ゲイル・マンキューソ 脚本:W・ブルース・キャメロン、キャスリン・ミション、マヤ・フォーブス、ウォレス・ウォロダースキー 原作:W・ブルース・キャメロン

出演者:デニス・クエイド、キャスリン・プレスコット、ヘンリー・ラウ、マージ・ヘルゲンバーガー、ベティ・ギルピン、ジョシュ・ギャッド

【僕のワンダフル・ライフ】の続編

ストーリー

ゴールデンレトリバーのベイリーは、大好きなイーサンに会いたいと3回も生まれ変わる。イーサンやハンナと幸せに暮らしていたある日、ハンナの孫娘・CJが母親に連れられ出ていってしまう。そして、死期を迎えたベイリーはCJを守るという使命を与えられる。

解説

前作と内容が繋がっていて二つで一つの作品なのでぜひ続けて観てください。前作もそうでしたが、お犬様の愛に触れて涙なくしては観れません。お犬様の感じていることはとても核心に触れているのに、それを行動にするとハチャメチャになったりして面白かったり可愛かったりします。

前作のストーリーを矛盾なく継承させつつもシンプルで分かりやすく、山あり谷ありで面白いお話になっています。お犬様好きに限らず、動物好きなら心の琴線に触れる仕上がりだと思います。

純粋に感動して泣ける、全てがハッピーエンドな感じでほっこりする、誰もが観て幸せな気分になれる、そんな作品です。

【ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語】(2019)

評価4.1 おすすめ度90

  上映時間:135分

監督:グレタ・ガーウィグ 脚本:グレタ・ガーウィグ

出演者:シアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、ローラ・ダーン、ティモシー・シャラメ、トレイシー・レッツ、ボブ・オデンカーク、ジェームズ・ノートン、ルイ・ガレル、ジェイン・ハウディシェル、クリス・クーパー、メリル・ストリープ、アビー・クイン、ジェイミー・ガザリアン、ジェン・ニコレセン

ストーリー

しっかり者の長女・メグ、活発な次女・ジョー、内気な三女・ベス、人懐っこい四女・エイミーの個性豊かな四姉妹。彼女たちは輝かしい少女時代を送るが、成長するにつれ厳しい現実が待ち受ける。ジョーは幼馴染み・ローリーの求婚を断り、小説家を目指すが…。

解説

誰もが知ってる若草物語をベースにしつつ、様々なテーマが織り込まれている本作。四姉妹それぞれの人生に光をあてて、4人の人生が決して誰も間違ってない、不幸でもないと感じられる脚本はお見事です。

現在と過去が絶妙に入れ替わりながら話が進みます。特に注釈とかが無いので少し頭が混乱するかもしれません。過去の四姉妹が少女の頃は、衣装を含めて画面の色調が明るく暖かく華やいで見えたり、対して現在では青く冷たい色調に変わったりと、過去と現在で映像色調を変えています。このシステムを理解すれば大丈夫だと思います。

4姉妹を演じた演者さんの演出も秀逸で女性監督ならではの演出で各女優の良さが引き立っています。邦題だけ見ると古風な映画に見えますが、作風を先進的にアレンジしている映画なので女性なら間違いなく、男性の方でも楽しめる作品だと思います。

【ジョジョ・ラビット】(2019)

評価4.2 おすすめ度90

  上映時間:109分

監督:タイカ・ワイティティ 脚本:タイカ・ワイティティ

出演者:ローマン・グリフィン・デイビス、タイカ・ワイティティ、スカーレット・ヨハンソン、トーマシン・マッケンジー、サム・ロックウェル、レベル・ウィルソン、アルフィー・アレン、Stephen Beck

ストーリー

第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年・ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、立派な兵士になろうと奮闘していた。そんなある日、ジョジョは母親と暮らす家の隠し部屋に、ユダヤ人少女・エルサが匿われていることに気づき…。

解説

ヒトラー全盛期のドイツの史実を軸に、ユーモアも交えながらシニカルなメッセージが響く素敵な作品。

クスッと笑っちゃうシーンとは裏腹に目を背けたくなる残忍なシーンもあってどうすることもできない現実が胸にグサグサ突き刺さります。ナチスやユダヤと結構なシリアスな題材で、ここまで愛に溢れたユーモラスな映画を作れるなんて、ヒトラー役をやっている監督に拍手を送りたいです。

音楽や衣装、登場人物がチャーミングで楽しく観れる部分も多いですが、胸に突き刺さる場面も多く、残酷で辛い歴史をもう二度と繰り返さないための学ぶきっかけになるような、そんなメッセージ性のある戦争映画だと思います。

【ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢】(2020)

評価3.8 おすすめ度86

  上映時間:114分

監督:ニーシャ・ガナトラ 脚本:フローラ・グリーソン

出演者:ダコタ・ジョンソン、トレイシー・エリス・ロス、ケルビン・ハリソン・ジュニア、アイス・キューブ、ビル・プルマン、ジューン・ダイアン・ラファエル、エディ・イザード、ゾーイ・チャオ、ベン・ルイス、デニス・アクデニス

ストーリー

伝説の歌姫・グレースのアシスタントとして働くマギーは、音楽プロデューサーを目指しているが実際は雑用ばかり。そんなある日、彼女は魅力的な歌声を持つデヴィッドと出会う。一方、グレースはヒット曲のリミックスではなく、新曲制作を願っていたが…。

解説

音楽業界で努力して上まで登っていくサクセスストーリーで正直シナリオに目新しさはなく、王道ストーリーですが綺麗に伏線も回収しテンポも良く心温まる映画。

作品の流れを彩る曲の数々は今作の大きな魅力でシーン毎に使われる楽曲も良すぎて、話しに引き込まれます。

トレイシー・エリス・ロスが、てっきり本物の大物歌手かと思えるぐらいのオーラと歌唱力で、本作が歌唱デビューとは思えないパフォーマンスです。さすがダイアナ・ロスの娘さんです。ダコタ・ジョンソンはとても可愛く今までの作品で一番輝いているかも。

心地よい音楽に浸れ、終わり方も良くちょっと意外な展開もあり、嫌味のない純粋に楽しめる作品だと思います。

【クリード 炎の宿敵】(2018)

評価4.0 おすすめ度88

  上映時間:130分

監督:スティーブン・ケープル・ジュニア 脚本:チェオ・ホダリ・コーカー、シルヴェスター・スタローン

出演者:シルヴェスター・スタローン、マイケル・B・ジョーダン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド、ドルフ・ラングレン、ラッセル・ホーンズビー、ウッド・ハリス、マイロ・ヴィンティミリア、ブリジット・ニールセン

【クリード チャンプを継ぐ男】続編

ストーリー

ロッキーのサポートを受け、チャンピオンとなったアドニス・クリード。結婚し、幸せな日々を送るアドニスに、父・アポロを亡き者にしたドラゴの息子・ヴィクターが挑戦者として名乗りを上げる。ロッキーの反対を押し切り、アドニスは試合に臨むのだが…。

解説

前作でロッキーシリーズを新たな主人公アドニスの物語として復活させ、世界中で好評を博しました。本作はロッキー4との関係性が濃いですが前作同様ロッキーシリーズを観ていなくても楽しめると思います。

挫折→再起というシンプルなストーリーで展開は読める感じですが、前作よりドラマの部分が濃くなってキャラそれぞれのストーリーを感じられ王道の強さを思い知らされる作品です。ロッキー、クリード、トラゴのそれぞれの親子関係が絡んできて、親子の愛にグッとくるシーンもあります。


ボクシングシーンのカメラワークも良く試合のリアル感を生み出しています。脚本、プロデュースにいるシルヴェスター・スタローンの徹底したサービス精神が隅々まで行き届いている、見せ所を詰め込んだお腹一杯な満足感が味わえる作品だと思います。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【僕のワンダフル・ライフ】4.088
【僕のワンダフル・ジャーニー】4.188
【ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語】4.190
【ジョジョ・ラビット】4.290
【ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢】3.886
【クリード 炎の宿敵】4.088

【ジョジョ・ラビット】は重いテーマで少し暗めですが、その他の作品は明るい雰囲気の作品です。全作品評価も高く誰が観ても間違いなく楽しめる作品だと思うのでぜひ観てください。

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