今回ご紹介する作品は【A.I.】【リアル・スティール】【レディ・プレイヤー1】【ゴースト・イン・ザ・シェル】【LOOPER/ルーパー】の5作品をネタバレしない程度に紹介します。
一つ一つ個性があり、アクションだけでなくストーリーもしっかししている作品たちです。
【A.I.】(2001)
評価★3.6 おすすめ度82

監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:イアン・ワトソン、スティーヴン・スピルバーグ
出演者:ハーレイ・ジョエル・オスメント、フランセス・オコナー、ジュード・ロウ、サム・ロバーズ、ブレンダン・グリーソン、ジェイク・トーマス、ウィリアム・ハート、デイヴィー・チェイス、エイドリアン・グレニアー
ストーリー
近未来。愛をインプットされた少年型ロボットのデイビッドは、ヘンリーとその妻モニカに養子として迎えられる。ところが夫妻の実子が不治の病から奇跡的に蘇生し、デイビッドは居場所を失う。モニカに愛されたい彼は、人間になる方法を求めて旅に出るが…。
解説
2001年に作られた映画とは思えないくらい映像と構想がすごいし、未来への見通しがリアルではあるが細かい設定はガバガバです。
主人公がひたすら母の愛を求める姿は痛々しく訴えるものがあります。しかもこの映画は感情に訴えかけてくるだけでなく、さすがスピルバーグ監督!と思わされるような描写や世界観、カメラワークがあって、そういった面での感動もありました。
映画内の設定と世界観も素晴らしく、心にすっと入ってくる涙なくしては観れない作品だと思います。
【リアル・スティール】(2011)
評価★3.9 おすすめ度88

監督:ショーン・レヴィ 脚本:ジョン・ゲイティンズ
出演者:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・レブホーン、ジョン・ゲイティンズ、グレゴリー・シムズ
ストーリー
ロボット同士が拳を競い合う“ロボット・ボクシング”が人気を博す近未来。活躍の場を失った元プロボクサーのチャーリーの元に、前妻との息子マックスがやって来る。二人は廃棄場で見つけた旧式ロボ“ATOM”と共に再び誇りを取り戻す闘いに挑むのだが…。
解説
ロボットバトルを通して塞がっていた親子の絆が深まる映画です。
ロボットを操作して繰り広げる格闘アクション映画は斬新さがあって面白い。ゴミ捨て場に捨てられていたロボットで戦闘に不向きといわれている圧倒的不利な状況でも果敢に戦う姿に胸打たれ、ラストバトルはボルテージが最高潮。ロボットが拳で闘うなんてロマンの塊、これを見て熱くならない人はいないと思います。
結果が分かる王道過ぎるストーリーですが親子愛が胸に染みるいい作品だと思います。
【レディ・プレイヤー1】(2018)
評価★4.0 おすすめ度90

監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:ザック・ペン、アーネスト・クライン、原作:アーネスト・クライン
出演者:タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルソーン、リナ・ウェイス、T・J・ミラー、サイモン・ペッグ、マーク・ライランス、Philip Zhao、森崎ウィン、ハナ・ジョン=カーメン、ラルフ・アイネソン、スーザン・リンチ、クレア・ヒギンズ、ローレンス・スペルマン、パーディタ・ウィークス、マイケル・ワイルドマン、シモーヌ・カービー、Rona Morison、Paul Barnhill、レティーシャ・ライト、カエ・アレキサンダー、マッケンナ・グレイス
ストーリー
2045年。人々は理想の人生を楽しめるVR世界・オアシスに没頭していた。ある日、オアシスの創設者が亡くなり、オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産とオアシスを譲るという遺言が発表される。そして、オアシスでは莫大な遺産を懸けた争奪戦が始まるが…。
解説
こちらはVRという最新機器を使った未来の話。映像が楽しくてその世界を体感したくなります。
アバターが動くVRの世界と現実世界を行ったり来たりするので観ている自分もその世界に入り込む感覚に襲われる。 シャイニングの世界が出てきたり、チャッキーやガンダム、バットマンやキティちゃんまで出てきたりと小ネタも満載。
VRに逃げてないでリアルの世界も楽しもうというのはちょっとチープな説教に思えますが楽しめます。 これからの映画はこうなっていくのかなという思いに駆られる作品です。
【ゴースト・イン・ザ・シェル】(2017)
評価★3.2 おすすめ度80

監督:ルパート・サンダーズ 脚本:ウィリアム・ウィーラ 原作:士郎正宗
出演者:スカーレット・ヨハンソン、マイケル・ピット、マイケル・ウィンコット、ジュリエット・ビノシュ、福島リラ、北野武(ビートたけし)、チン・ハン、クリス・オビ、ピーター・フェルディナンド、ジョー・ノーファフ、桃井かおり、ピルー・アスベック
ストーリー
人と機械の境界線が消えゆく近未来。悲惨な事故から命を救われた女性捜査官・少佐は、脳以外全身サイボーグとなり、完璧な戦士として生まれ変わった。彼女はエリート捜査組織・公安9課を率いて、世界を脅かす謎のサイバーテロ集団に立ち向かっていく。
解説
士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』のハリウッド実写版。元ネタに絡んだシーンが随所に盛り込まれていて、監督の原作愛を感じます。
この世界観をハリウッドならではの圧倒的な予算と技術力で作り込んだビジュアル面、とにかくCGが凄まじいです。
スカーレット・ヨハンソンの動きがいい意味で人間らしくなくて、体だけ機械を演出してて、人間のようで人間ではない感じが美しくてかっこいいです。
ストーリーもシンプルで分かりやすく独特な素晴らしい世界観、視覚的にもアクション満載で楽しめる作品だと思います。
【LOOPER/ルーパー】(2012)
評価★3.4 おすすめ度80

監督:ライアン・ジョンソン 脚本:ライアン・ジョンソン
出演者:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント、ポール・ダノ、ノア・セガン、パイパー・ペラーボ、ジェフ・ダニエルズ、ピアース・ガニォン、シュイ・チン、トレイシー・トムズ
ストーリー
2044年。犯罪組織が2074年からタイムマシンで送り込んだ者を撃ち殺す処刑人“ルーパー”として生きるジョー。送られてきた新たな標的に狙いを定めるが、その人物は30年後の自分だった。逃げ出した未来の自分を追ううちに、彼は自身の思わぬ宿命を知っていく。
解説
タイムトラベルものは結局、改編が起こるか、起こらないかで大別されると思いますが、これは一応改編が起こる派の映画。
タイムトラベル物としては比較的解り易い話ですが、タイムトラベル物の宿命というべきか、ちゃんと考えれば考える程パラドックスの関係で矛盾だらけになって、頭がこんがらがってきます。深く考えずにサラッと観るのがいいと思います。
ちょっと切ない話ではありますがアクションとSFのバランスも良く、設定、演技力なども良いので見やすいタイムトラベル映画として楽しめる作品だと思います。
まとめ(評価とおすすめ度)
タイトル | 評価★ | おすすめ度 |
【A.I.】 | ★3.6 | 82 |
【リアル・スティール】 | ★3.9 | 88 |
【レディ・プレイヤー1】 | ★4.0 | 90 |
【ゴースト・イン・ザ・シェル】 | ★3.2 | 80 |
【LOOPER/ルーパー】 | ★3.4 | 80 |
【リアル・スティール】【レディ・プレイヤー1】のように明るいテンションの未来SF映画って少ない気がしますね。
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