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【おすすめホラー映画⑤】エンタメとして楽しめて少し怖いホラー洋画6選

  • 2月 17, 2022
  • 8月 21, 2022
  • 洋画
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今回ご紹介する作品は【アス】【キャンディマン】【ラストナイト・イン・ソーホー】【セイント・モード/狂信】【ハロウィン】【ハロウィン KILLS】の6作品をネタバレしない程度に紹介します

古き良きホラー映画の続編から新時代のホラー映画まで、”これぞホラー映画”って作品から、”徐々に徐々にホラー映画になっていく”って作品まで、どれも楽しめる娯楽映画となっています。

【アス】(2019)

評価3.6 おすすめ度83

  上映時間:116分

監督:ジョーダン・ピール 脚本:ジョーダン・ピール

出演者:ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク、エリザベス・モス、ティム・ハイデッカー、シャハディー・ライト・ジョゼフ、エバン・アレックス、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世、カリ・シェルドン、ノエル・シェルドン、アンナ・ディオプ、マディソン・カレー

ストーリー

幼い頃、自分とそっくりな少女に遭遇したことで失語症となったアデレード。大人になった彼女は、家族と共に昔住んでいた家を訪れるが、かつてのトラウマがフラッシュバックしてしまう。そしてその夜、自分たち一家とうり二つの“私たち”が現れる。

解説

4人家族でビーチにある別荘に休暇を楽しみにきたところ、自分達とそっくりな4人の家族が突然別荘を訪ねてくる…..というお話。

ジョーダンピールの前作【ゲット・アウト】は人種問題を絡めたホラーですが、今作は貧富の格差と、それによって生じる環境、教育の差がどのように人格に影響を与えるのかを残酷なまでに描いています。ドッペルゲンガー達が手を繋いで土地を分断するパフォーマンスは、人の繋がりや絆がアメリカを分断しているという皮肉なメッセージで、今享受しているこの生活の裏で犠牲になっているものに気持ちを向けさせられます。こうした社会的なテーマもありますが、それらに気持ちを向けないでも十二分に楽しめるユーモアのセンスもあります。

序盤は何が起こるかわからない不穏さ、不気味さがあり、中盤からはほどよく笑える展開が散りばめられ、最後のオチで怖っ!となって終われる、1作で何通りにも楽しめるお得な作品だと思います。

【キャンディマン】(2021)

評価3.5 おすすめ度80

  上映時間:91分

監督:ニア・ダコスタ 脚本:ジョーダン・ピール、ウィン・ローゼンフェルド

出演者:ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世、テヨナ・パリス、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ネイサン・スチュワート=ジャレット、コールマン・ドミンゴ、カイル・カミンスキー

【キャンディマン】(1992)のリメイクとあるがほぼ続編

ストーリー

シカゴのある地区には、鏡に向かい“キャンディマン”と5回唱えると殺人鬼が現れるという都市伝説があった。10年後、その地区に建てられた高級コンドミニアムにアーティストのアンソニーが越してくる。彼は創作活動の一環として都市伝説を追っていたが…。

解説

黒人差別をテーマにした社会風刺強めのホラー。鏡に向かって5回名前を唱えると殺人鬼が現れるという都市伝説に関わった男が辿る運命の行方を描いた物語。

1992年のオリジナル版の【キャンディマン】のほぼ続編なので観ているとより世界観に入り込めると思います。お気楽なホラーではなく人種問題の目配せや、それらの社会性が殺人鬼ものというジャンルより秀でている印象をうけ、またキャンディの命名から可愛らしい見た目を一瞬想像するが、そこを覆すほどの殺人鬼の残酷さとゴア描写の突き抜けぶりがすさまじく登場シーンはすべて圧倒されます。

視聴者を驚かせるようなわざとらしい演出や過激なグロシーンなどは控えめになっていて、ごりごりのホラー好きな人には物足りなさがあるかもしれません。全編通して、シリアスで社会派な印象を醸し出していて、ホラー映画っぽさがない作品ですがとても楽しめると思います。

【ラストナイト・イン・ソーホー】(2021)

評価4.0 おすすめ度87

  上映時間:116分

監督:エドガー・ライト 脚本:クリスティ・ウィルソン=ケアンズ、エドガー・ライト

出演者:アニャ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、ダイアナ・リグ、シノーヴ・カールセン、マイケル・アジャオ、テレンス・スタンプ、リタ・トゥシンハム、ジェシー・メイ・リー、カシウス・ネルソン、リサ・マクグリリス、ジェームズ・フェルプス

ストーリー

ファッションデザイナーを夢見るエロイーズは、ロンドンのデザイン学校に入学した。しかし、同級生たちとの寮生活に馴染めず、ソーホー地区の片隅で一人暮らしを始めることに。新居のアパートで眠りに就くと、彼女は夢の中で1960年代のソーホーにいた。

解説

60年代ロンドンの幻影に迷い込んだ女性が、現実との狭間で苦悩する姿を描いた物語。

現実と夢の区別がつかなくなり、物語は思いもしない展開をしていきます。前半の引き込み方が抜群に上手く、グイグイと物語に引き込まれていき、画面の鮮やかさと女優の演技に引っ張られ、先の展開にワクワクさせられ、終盤の畳み掛けにやられてしまう作品です。サイコスリラーにミステリー要素も加わり、主演女優2人と熟練の助演俳優達に魅了され、世界観を十分に堪能できると思います。60sの華やかな世界の裏での女性の扱いを通した、女性の尊厳について表現したテーマでもありますが、田舎出の少女が夢での出会いによってどんどん都会の女性に変身し、事件を経て本来の自信を取り戻して夢を叶える女性へと成長する様も良いです。

60年代当時の空気感や映像面での演出が素晴らしく、音楽もセンス良くオシャレなのに絶妙に怖くて、女性蔑視や夢を搾取する男性優位社会も描きつつエンターテインメント作品として楽しめると思います。

【セイント・モード/狂信】(2021)

評価3.7 おすすめ度82

  上映時間:83分

監督:ローズ・グラス 脚本:ローズ・グラス

出演者:モーフィド・クラーク、ジェニファー・イーリー、リリー・フレイザー、リリー・ナイト、ターロック・コンベリー、Linda E Greenwood

ストーリー

住み込みの看護師・モードは、病に侵されて1人で豪邸に暮らす有名ダンサー・アマンダを看護することになる。アマンダは病状の悪化を紛らわせてくれる信心深いモードに興味を惹かれる。そしてモードもまた、アマンダの魂の救済にのめり込んでいく。

解説

信仰深い看護師のモードは、末期患者のアマンダを救済することに取り憑かれ、次第に暴走していくお話。

基本的には大事なところは省略省略の映画で、モードが過去病院で看護師をしており、そこで起きた何かの事件がきっかけで宗教にのめり込むようになった……というところが断片的に示唆されるのみで具体的にどういう経緯があったのかは最後まで分かりません。モードがどういう考えを持って動いているのかもはっきりと分からないので、ファーストカットからずっと不穏さが積み重なっていくようなゾワゾワくる感覚があります。こういうオルタナホラーが得意なA24制作作品で、それこそ【ミッドサマー】とかと似たような精神性を持った作品だと思います。

宗教にのめり込んでしまう普遍性とそれにのめり込む怖さと恐怖を描いた、ちょっと他には類を見ない凄いホラー映画で、彼女の目線と他人の目線、2つの目線で映し出される衝撃のラストシーンには言葉が出なくなる作品です。

【ハロウィン】(2018)

評価3.5 おすすめ度80

  上映時間:106分

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 脚本:デヴィッド・ゴードン・グリーン、ダニー・マクブライド

出演者:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ニック・キャッスル、バージニア・ガードナー、ウィル・パットン、ジェファーソン・ホール、トビー・ハス、ジェームス・ジュード・コートニー、ハルク・ビルギナー、マイルズ・ロビンズ、リアン・リース、クリストファー・アレン・ネルソン、オマール・ドーシー、ディラン・アーノルド、ハナー・ラッセル、ドリュー・シャイド

ストーリー

1978年、殺人鬼・マイケルが女子高生・ローリーを狙った事件から40年後。ハロウィンの夜、精神病棟を移送中に事故が発生し、マイケルは再び行方をくらます。街では恐ろしい殺人事件が発生し、ローリーは「ブギーマン」と対峙しようと決意する。

解説

ジョン・カーペンター監督による1978年の名作ホラー【ハロウィン】の40年後を描いた続編。過去作を観ていなくても楽しめます。ブギーマンことマイケルがハロウィンの夜に人を殺しまくるお話。

ハロウィン1作目というのは所謂80年代に流行した殺人鬼モノの先駆者的なもので、可愛い女の子が殺人鬼に追っかけられる!という展開、映画の教科書みたいな映画です。今ではあまりに生み出されまくったジャンルですが、本作ではこのジャンルに新たな風が吹きました。なんと40年の間を開けた1作目の続編という設定!長く愛されたシリーズだからこそできる狂気の企画だと思います。過剰な刺激に溢れた今となってはマイケル・マイヤーズの殺陣は地味で新鮮味がないものとして映るかもしれませんが、怪力、無作為な武器の選択、淡々とした殺しという唯一無二の個性をきちんと活かしているから見応えあるものになっています。

昔の対照的なオマージュに昔ながらのBGM・効果音・オープニングのフォント、初代をリスペクトしてるのがよく伝わり、クラシックなスラッシャーホラーの続編として手堅い出来ですが、アップデートされている箇所もあるので最後まで飽きさせない作品です。

【ハロウィン KILLS】(2021)

評価3.5 おすすめ度80

  上映時間:106分

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン 脚本:ダニー・マクブライド、デヴィッド・ゴードン・グリーン

出演者:ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ジェームス・ジュード・コートニー、ニック・キャッスル、ウィル・パットン、トーマス・マン、ディラン・アーノルド、ロバート・ロングストリート、アンソニー・マイケル・ホール、カイル・リチャーズ

【ハロウィン】の続編

ストーリー

40年に及ぶローリー・ストロードと、“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズの因縁の戦いに決着はついたはずだった。しかし、悪夢は終わってはいなかった。ローリーの仕掛けたバーニングトラップから生還したマイケルは、ハドンフィールドに舞い戻り…。

解説

40年後を描いた3部作の2作目の作品。前作から数時間後の話。

今作で遂に殺人鬼ではなく災害もしくは死の概念となったマイケル。既に人間という枠には収まらず誰も止められない存在となり、善人悪人老若男女問わず平等に殺されます。そんな相手に戦おうと立ち上がる町の住民達。マイケル1人VS多数の住民達という面白い構図になってきたシリーズの2作目です。前作の直後から始まるので、観るのであれば時間を置かずこの2作目を観る事をおすすめします。最終章の3作目を残していることもあり怪我をしたローリーはあまり活躍せず、中心となるのは娘親子と住民達です。キャラも多いですが何となく顔だけ覚えておけば大丈夫です。また結果は勿論見えているのですが熱いシーンもちょこちょこあり、他との緩急でとても盛り上がると思います。

群集心理の恐ろしさや、誰もが内に秘めた暴力性、しっかりしたテーマもある作品ですが、とくに何も考えずに楽しめるホラー映画だと思います。

まとめ(評価とおすすめ度)

タイトル評価おすすめ度
【アス】3.683
【キャンディマン】3.580
【ラストナイト・イン・ソーホー】4.087
【セイント・モード/狂信】3.782
【ハロウィン】3.580
【ハロウィン KILLS】3.580

【キャンディマン】【ハロウィン】【ハロウィン KILLS】は古き良きホラー映画です。

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