今回ご紹介する映画は【エスター】【ペット・セメタリー】【ゴーストランドの惨劇】【アンフレンデッド】【アンフレンデッド: ダークウェブ】の5作品をネタバレしない程度に紹介します。
霊的なものが登場しない作品もありますが、登場しても結局は人間が一番怖いと思える作品です。
【エスター】(2009)
評価★3.7 おすすめ度83
監督:ジャウム・コレット=セラ 脚本:デヴィッド・レスリー・ジョンソン
出演者:ヴェラ・ファーミガ、ピーター・サースガード、イザベル・ファーマン、CCH・パウンダー、ジミー・ベネット、アリアーナ・エンジニア、マーゴ・マーティンデイル、カレル・ローデン、ローズマリー・ダンスモア、ジェネル・ウィリアムズ
ストーリー
赤ん坊を死産で失い悲嘆に暮れるケイトとジョン夫婦は、表面だけでも普通の生活に戻そうと、養子を迎えることを決意する。地元の孤児院を訪れた夫婦は、少女・エスターに惹きつけられ、引き取ることに。だが、ケイトはエスターの本性に気づき始める。
解説
恐るべき本性を秘めた謎の少女を演じるイザベル・ファーマンの演技がスゴイ!怖い!おすすめのホラーです。
最初は何の変哲もないファミリードラマからスタートして、少しずつ違和感を覚え、少しずつ恐怖度が上がっていきそして後半は中々にショッキング!120分あったとは思えない程にアップテンポに展開が進んでいくので飽きずに観れます。
結末が分かってしまうと面白さが半減してしまうどんでん返しもありますので最後まで楽しめると思います。
【ペット・セメタリー】(2019)
評価★3.2 おすすめ度75
監督:ケヴィン・コルシュ、デニス・ウィドマイヤー 脚本:
マット・グリーンバーグ、ジェフ・ブーラー 原作:スティーヴン・キング
出演者:ジェイソン・クラーク、エイミー・サイメッツ、ジョン・リスゴー、ナオミ・フレネット、Obssa Ahmed
ストーリー
家族と田舎へ越してきた医師。新居の裏には謎めいた墓地があった。ある日、飼い猫が事故に遭い奥深い森に埋葬するが、次の日に豹変した飼い猫が姿を現す。その後、誕生日を迎えた娘が事故で死亡。医師は悲しみからある行動に出る。
解説
本作はスティーブン・キングが1983年に発表した小説『ペット・セマタリー』を原作としている。同小説が映画化されるのは1989年に続いて2回目となります。
娘を亡くした悲しみから医師は冒してはいけない禁忌に手を伸ばす。その論理的な気持ち悪さと陰鬱な雰囲気、代償として襲いかかる恐怖体験に、背筋が冷たくなってきます。
一線を越えてしまう人間の弱さを突きつけるドラマ・ホラーで本当に怖いのは、亡霊でも生き返った死者でも無く、モラルや良識を捨てる人間の心なのでしょう。
【ゴーストランドの惨劇】(2018)
評価★3.7 おすすめ度85
監督:パスカル・ロジェ 脚本:パスカル・ロジェ
出演者:クリスタル・リード、アナスタシア・フィリップス、テイラー・ヒックソン、ロブ・アーチャー、ミレーヌ・ファルメール、エミリア・ジョーンズ
ストーリー
人里離れた叔母の家に移り住むことになったシングルマザーのポリーンと双子の娘。新居に到着した夜、暴漢が家に押し入り、母は姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにした。その惨劇から16年後。小説家として成功した双子の妹・ベスが久しぶりに実家に戻り…。
解説
タイトルで勘違いされる方もいるかと思いますが、この映画には全く幽霊は出てきません。人間怖い系ホラーです。絶望的な状況の中、奮闘する少女達に目が釘付けになってしまい、どっぷり映画の世界に浸ってしまいます。
。ストーリー的には痛々しいですが、直接暴力的や性的なのは映像はそんなに無いのでトラウマ映画と言われてても全然普通に見れると思います。
人を選ぶ映画ではあると思いますが、個人的に是非おすすめしたい傑作映画だと思います。
【アンフレンデッド】(2015)
評価★3.1 おすすめ度80
監督:レヴァン・ガブリアーゼ
出演者:ヘザー・ソッサマン、マシュー・ボラー、コートニー・ハルヴァーソン、シェリー・ヘニッヒ、モージズ・ストーム、ウィル・ペルツ、レネー・オルステッド、ジェイコブ・ワイソッキ、ミッキー・リバー、カール・バーンズ
「アナタモ、SNSデ呪ワレル。」
ストーリー
女子高生のローラ・バーンズが、恥ずかしい動画をネット上にアップされたこと苦に自殺した。1年後、彼女の友人・ブレアとその恋人・ミッチがSkypeで会話をしていると、友人たちと勝手に繋がってしまう。その中に見知らぬアカウントが存在していて…。
解説
全編パソコン上の画面だけが描かれ、1人また1人と呪い殺されていく展開は未知の恐怖を感じさせます。
PCの画面内のみで完結するという斬新な演出もさることながら、映像の大半がSkypeのビデオ通話シーンなので、動きのあるシーンはwebカメラ程度で非常に低画質、音声解像度も低い、それらのリアルさもあって非常に生々しく感じれるSNS時代を象徴するホラー作品でとても面白かったです。
徐々に暴かれていく嘘と秘密。幽霊も怖ければ人も怖い。最後まで画面に釘付けにされる作品です。
【アンフレンデッド: ダークウェブ】(2018)
評価★3.2 おすすめ度80
監督:スティーヴン・サスコ 脚本:スティーヴン・サスコ
出演者:レベッカ・リッテンハウス、チェルシー・オルデン、ベティー・ガブリエル、アンドリュー・リーズ、コリン・ウッデル、ステファニー・ノーグエラス、アッシュトン・スマイリー
本作は映画【アンフレンデット】(2014)の続編であるが、とくに繋がりもなく前作がオカルト・ホラーが強い内容であったのに対し、本作ではそういった要素はなく、終始PCハッキングや人為的な行為による描写に終始され、サスペンス・スリラーの要素が強い内容となっている。
ストーリー
中古のパソコンを手に入れたマタイアス。前の所有者らしきアカウント名を自分のIDに書き換えSkypeで談笑していると、隠しフォルダを見つけるが、そこには鎖に繋がれた女性たちの動画が保存されていた。その時、見知らぬアカウントからメッセージが届き…。
解説
前作と同じくPCやスマホの画面を通じて映画のほとんどが展開されるという設定に、駆使されるソーシャルメディアが進化し、危険領域「ダークウェブ」に潜む恐怖をリアルに描出。
アンフレンデッド・ダークウェブは前作と少し違うテイストで新感覚スリラー作品として仕上がっていると思います。
ストーリーはサクサク進みますし、とても緊張感があるので前作と同様に画面に釘付けにされる作品です。
まとめ(評価とおすすめ度)
タイトル | 評価★ | おすすめ度 |
【エスター】 | ★3.7 | 83 |
【ペット・セメタリー】 | ★3.2 | 75 |
【ゴーストランドの惨劇】 | ★3.7 | 85 |
【アンフレンデッド】 | ★3.1 | 80 |
【アンフレンデッド: ダークウェブ】 | ★3.2 | 80 |
【アンフレンデッド】は個人的には結構楽しめたんですが評価は低いですね。【エスター】【ゴーストランドの惨劇】は間違いない良作品です。
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